OKIの技術

研究開発

社会課題を解決し「社会の大丈夫をつくっていく。」ための
研究開発です。

視線応用ユーザーインターフェース技術

視線入力を用いたユーザーインターフェース技術は、作業の妨げにならない非接触入力であり、
タブレット端末に表示された指示書に対して、自然に意識がむくようになり、ページの読み飛ばしを防ぎます。

関連キーワード
視線入力 / 工場支援 / ユーザーインターフェース / インタラクション / アイトラッキング

技術概要

近年、工場ではデジタル化が進み、組立作業指示書をタブレットに表示するシステムが導入されています。しかし、工具で手が塞がっている、油で手が汚れているなどの理由でタブレット操作が負担となり、指示書の読み飛ばしが課題となっています。そこで、ハンズフリーで操作可能な視線入力を用いた新しい操作方法を開発しました。
本技術により、道具を持ったまま操作が可能になり、指示書のページ送り操作の負担を低減し、視線を動かす自然な行為で誰でも簡単にページ送り操作が可能になります。また、この技術は蓄積したデータを利用して個人の特性・状態・環境に適応した作業効率化をエッジPF上で提供するものです。

技術概要のイメージ1
技術概要のイメージ2

OKIならではの強みはなにか?

視線を活用したユーザーインターフェース技術の研究実績があり、人間の特性を考慮して負担がかからず、使いやすい操作方法を実現しています。また、OKI工場(富岡・本庄)と連携し、現場の意見を反映しながら技術のブラッシュアップを行っています。

想定される市場領域は?

工場だけでなく、タブレット端末を使用して、指示書や説明書、図面などを確認する作業現場に活用可能。

今後のビジョン

OKI工場での試験導入を行い、現場の声を反映させた検証実験やヒアリングを繰り返し、本格導入を目指します。また、製造実行システム「OPTAS」や組立作業ナビゲーション「PAS(プロジェクションアッセンブリーシステム)」など、OKIの既存製品との連携を検討し、お客様にとって最適なソリューションを提供いたします

今後のビジョンのイメージ

関連資料

2024年8月
発表先 :ヒューマンインタフェース学会論文誌、Vol.26、No.3、2024
タイトル:工場における主体感のある操作が可能な視線入力によるタブレット操作方法の検討

2024年3月
発表先 :情報処理学会シンポジウム インタラクション2024
タイトル:組立作業における視線移動を用いたタブレットの操作方法の提案

2023年3月
発表先 :情報処理学会シンポジウム インタラクション2023
タイトル:組立作業中の視線を用いた非接触入力によるタブレット操作方法の提案

AANALOG
AnalogANALOG

光・音響・電波など、過酷な環境下で信頼性の高いセンシングや通信を実現するデバイス・信号処理技術

AAI
AIAi

リアルとの接点であるエッジの高度知能化と、それを統合した社会インフラ全体の最適化などで信頼性のあるAI技術

PPLATFORM
PLATFORMPlatform

多様なエッジからのデータを広範囲に集約し、事業領域を超えて共用化することで多様な社会課題を効率的に解決

HHARDWARE
HardwareHARDWARE

高品質、耐環境性能を備えた止まらないハードウェア、高信頼性・省電力と自動化で社会の生産性を向上

NNETWORK
NetworkNETWORK

現場のリアルを、確実かつ省エネルギーにつなぐ光アクセス・近距離無線・V2X・IoTセキュリティなどのネットワーク技術

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