研究開発
社会課題を解決し「社会の大丈夫をつくっていく。」ための
研究開発です。
高精度な光信号処理技術を活用した大容量・省電力通信の実現
私たちの生活にはインターネット通信は欠かせません。高精細なゲームや動画のような大容量通信、ウェアラブル端末や各種センサーの多接続通信、さらには自動運転や遠隔手術のような低遅延通信など、求められるシーンは様々です。OKIはこれら様々なシーンに応じて、パッシブ光通信ネットワーク(PON)上で仮想的に形成されたスライス上で通信することで、柔軟なリソース管理・割り当て制御を省電力で実現する技術を開発しています。
OKIは家庭への光ファイバーアクセス向けのデジタルコヒーレント技術を研究開発しています。デジタルコヒーレント技術とはデジタル信号処理プロセッサー(DSP)上で、光信号の位相や振幅、偏波などをデジタル処理してノイズや干渉を減らし、高精度で長距離のデータ通信を可能にする技術です。OKIは家庭向けのアクセス用途に向けて、1本の光ファイバーで上り/下り双方向の信号伝送を可能なCOSA(Coherent Optical Sub-Assembly)チップを開発しています。また、高効率なPON資源利用と動的な通信レート割り当てを行うPONスライス機能をオープンソースソフトウェアに追加実装しており、省電力な通信システム運用が可能です。
光・音響・電波など、過酷な環境下で信頼性の高いセンシングや通信を実現するデバイス・信号処理技術
リアルとの接点であるエッジの高度知能化と、それを統合した社会インフラ全体の最適化などで信頼性のあるAI技術
多様なエッジからのデータを広範囲に集約し、事業領域を超えて共用化することで多様な社会課題を効率的に解決
高品質、耐環境性能を備えた止まらないハードウェア、高信頼性・省電力と自動化で社会の生産性を向上
現場のリアルを、確実かつ省エネルギーにつなぐ光アクセス・近距離無線・V2X・IoTセキュリティなどのネットワーク技術