OKIの目指す【社会の大丈夫をつくっていく。】を
実現するための研究開発
物流や製造現場の労働力不足などの社会課題を最適化技術で解決し、生産性向上に貢献
モノづくりや物流の現場における生産性向上とは、資源(労働力や環境設備など)を最適化することで業務の効率化を図り、コストや時間を削減することが求められます。一方で、日常の業務を見直すには、さまざまな制約を考慮した上で多くの選択肢の中から最適な対応を導き出す必要があります。複数の選択肢からある指標を最も良くする組み合せを求めることを「組合わせ最適化問題」といい、現場にある数多くの「組合わせ最適化問題」を解くことで、生産性を向上させることが期待できます。
現場の実問題を定式化し、既存のコンピューターで処理すべき部分と量子コンピューターが得意とする部分に分解し、両方のコンピューターをうまく使い分けることでより良い答えを短時間で算出する技術を開発中です。OKIはこれまでに本技術を実際の現場に適用し、一定の成果をあげています。
多種多様な市場で利用することが可能であり、主に製造業や物流の現場における生産性向上が期待できます。
今後もさらに技術に磨きをかけ、労働力不足に対応した生産性向上やCO2削減などの社会課題の解決に貢献していきます。
光・音響・電波など、過酷な環境下で信頼性の高いセンシングや通信を実現するデバイス・信号処理技術
リアルとの接点であるエッジの高度知能化と、それを統合した社会インフラ全体の最適化などで信頼性のあるAI技術
多様なエッジからのデータを広範囲に集約し、事業領域を超えて共用化することで多様な社会課題を効率的に解決
高品質、耐環境性能を備えた止まらないハードウェア、高信頼性・省電力と自動化で社会の生産性を向上
現場のリアルを、確実かつ省エネルギーにつなぐ光アクセス・近距離無線・V2X・IoTセキュリティなどのネットワーク技術