無線加速度センサーシステム

インフラ構造物の健全度を無線ネットワークで遠隔監視
橋梁や支柱等のインフラ構造物の振動データを920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」を用いて遠隔で収集・可視化し、維持管理や保全業務に貢献します。
特長
- 配線工事無しで設置が容易な無線加速度センサーユニット
- 3軸加速度センサーとSmartHop SR無線モジュールを内蔵した無線加速度センサーユニットは、高度なスリープ制御により長期間の電池駆動を実現しており、配線工事無しで設置が可能となるため、導入コストを大幅に削減します。
- 加速度、傾きのセンシングに対応
- 無線加速度センサーユニットは、3軸加速度センサーを内蔵しており、向きを限定することなく設置でき、かつ常に3方向の振動データを計測できるため、インフラ構造物に掛かる振動のデータを適切に収集できます。また、センサーユニット内部の演算処理により、傾き方向と傾斜角度を算出する機能に対応し、構造物の傾きも監視することができます。
- 遠隔でセンサーデータの可視化・センサーユニットの管理が可能
- サーバー上の管理ソフトウェアは、センサーユニットの設定変更やマップ表示による設置場所の管理、収集したデータの可視化が可能であり、ユーザーの適切な維持管理や保全の業務に役立てることができます。
適用領域・システム構成

無線加速度センサーユニット 仕様
項目 |
仕様 |
センサー |
加速度 |
測定軸:xyz(3軸) サンプリング周波数:100Hz 測定レンジ:±2G 計測モード:定期計測、トリガー計測 |
傾き |
測定項目:傾斜角、傾斜方向 計測モード:定期計測、トリガー計測 |
無線通信 |
無線規格 |
IEEE 802.15.4g準拠、ARIB STD-T108準拠 |
周波数 |
920MHz帯(922.3MHz~928.1MHz) |
送信出力 |
20mW |
プロトコル |
SmartHop SRモジュール仕様 |
アンテナ |
防水アンテナ対応 |
電源 |
電池駆動 |
外形寸法 |
90×130×50mm以下(突起、アンテナ含まず) |
使用環境条件 |
温湿度条件:-20~60℃、25~85%RH 防水対応 |
環境対応 |
RoHS対応 |
認定取得 |
技術基準適合証明(電波法) |
- 920MHz帯マルチホップ無線 SmartHopに関するお問い合わせ先
-
Webからのお問い合わせ: お問い合わせフォーム
- ※SmartHopは沖電気工業株式会社の登録商標です。
- ※このページに記載されている会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。