社会インフラシステム、情報通信システムの領域で長年培ってきたセンシングやAIなどの技術活用により、老朽化対策のための費用増大が予測されるインフラ構造物・設備の維持管理において、運用の異なる現場に合わせたコーディネイトを段階的かつ効率的に実現します。
OKIの「インフラモニタリングソリューション」により、お客さまの運用に合わせて「インフラの見える化」「インフラの状態診断」「インフラの劣化予測」「インフラ工事の工程・安全監視」の4つのソリューションを連携させ、効果的に導入することができます。また、維持管理のさまざまな場面に応じた最適な商品・サービスを取り揃えており、段階的な業務効率化・高度化を実現します。
インフラ構造物・設備の現場状況を可視化するソリューションです。これまで収集が困難だった対象物の変状※2データを、画像処理や音響処理、光通信技術、ロボット技術の活用により取得するソリューションを提供します。また、これまで紙に記録してきた帳票をデータ化し、データ収集から記録・レポーティングまで一連の作業を効率化するソリューションを提供します。
現場での収集情報からその意味するところを把握し、インフラ構造物・設備の劣化状態を診断するソリューションです。劣化状態の診断はこれまで職人が感覚・経験で行ってきましたが、収集情報の解析により診断基準を数値化するとともに、機械学習によって判断を支援するソリューションを提供します。
インフラ構造物・設備の劣化予測を行うソリューションです。収集データおよび診断結果を基に、AIや機械学習を用いて把握した変状の傾向からその進行を推測し、劣化を予測するソリューションを提供します。
インフラ構造物・設備の工事現場における工程の可視化と安全状況の診断を行うソリューションです。これまで現場監督が視認で把握していた作業状況を、画像処理や無線通信技術、光通信技術、AI技術を活用して見える化し、作業の安全に関する判断を支援するソリューションを提供します。
情報通信システムの領域で長年培ってきたセンシング技術やAIなどのIoT技術の活用により、さまざまなインフラを見える化します。
センシング・デバイスにより見える化した各インフラの多種多様なデータを、さまざまな環境の現場状況に合わせた最適な通信手段で収集します。
収集するインフラの多種多様なデータを、AIを用いたOKI独自の振動解析アルゴリズムや画像認識技術などのコア技術をベースに、状態診断や劣化予測など目的に応じてデータ処理します。
橋梁およびトンネル定期点検業務をタブレット活用により大幅に効率化するシステムです。
現場での点検作業をデジタル化することにより、報告書作成などの事後作業を最大80%削減。属人化の解消や業務品質向上も実現します。
高速光通信技術を活かしたOKI独自の技術「SDH-BOTDR方式」を採用することで、長距離・広範囲で温度・歪みを分布的かつリアルタイムに測定し、橋梁や道路などのインフラ健全度の監視を可能にします。
橋梁や支柱等のインフラ構造物の振動データを、3軸加速度センサーと920MHz無線SmartHop SR無線モジュールを内蔵した無線加速度センサーユニットを用いて遠隔で収集・可視化し、維持管理や保全業務に貢献します。
水中音響センシング技術をベースに、小型・軽量な無人機船体に測深装置部を一体化することにより、従来の有人測量船では深浅測量が不可能な港湾や小規模河川などで、マルチビーム方式の深浅測量を行えます。
「CARPHIN V」の測深装置部を小型化し、水空両用ドローンと一体化することで、調査対象場所へのアプローチから着水、測定対象範囲の水上航行と測深、離水、着陸までを、遠隔操作または自動制御で行うことを可能とします。
建設業や設備工事業をはじめとするさまざまな企業の図面を扱う現場から紙図面をなくし、タブレット端末でデジタル化された図面の共有をすることで、現場の働き方を改革するデジタル変革ソリューションです。
車体や船体に取り付けた複数のカメラ映像をリアルタイムに合成し、360°のシームレスな俯瞰映像を自由な視点で可視化できます。工事現場の重機や警備車両、船舶の航行支援への実用化に向けて実証実験を行っています。