1970年代以前の日本は高度経済成長もありモノ不足し、同じモノを大量生産・大量消費社会が形成されていました。企業は大量に原材料を仕入れ生産を行っていくことでコストを削減しながら事業を発展させてきました。日本が先進国になった今、生活必需品はあふれ、つまりモノあまりの時代になり、消費者は自分にとっての価値のあるものだけを購入する様になります。つまり個々のニーズに満足しなければ自社の商品に購入できない状況になってきています。多種多様な個々のニーズを満足させる為には、個々のニーズを満足させる為カスタマイズされた製品を提供する必要があります。その場合、生産方式は大量生産ではなく少量多品種が要求されます。
品種は多いが1Lotあたりの数量が少なく手間がかかるため、外部委託先が見つからない。製品の高度化により生産設備投資が必要だが、物量が少ないため、投資回収に長い期間が必要。
平均ロット=10以下/月での生産受託中心のOKI-EMSへの委託により、大幅な投資をせずに最新の設備を活用し、自社生産にこだわる競合他社と比較して技術的優位を確立