AIエッジパートナーのAE2100ソリューション

株式会社ソルティスター：SpeeDBee Hive

ソリューションのご紹介

SpeeDBee Hiveは、多様なデータを取り込み、分析、制御、可視化を実現する実用的IoTミドルウェア、兼アプリケーションプラットフォームです。

主な機能（全ての機能はWebアプリケーションで設定・操作）

1. コレクタ機能
   • データを収集してデータベースに登録する各種コンポーネント（PLC／CNC／センサー／ロボット／カメラ／SmartHop他）
   • 各コレクタは、SpeeDBee Hiveが提供するコレクタフレームワークを利用してC、C++、Pythonで実装
2. データ集約機能
   • データベース内に存在する異なる周期のデータ群を、指定した時間幅（秒）で基本統計による分析を行い、代表値を決定して抽出
   • 時間内にデータが存在しない場合は、NULLまたは前回値を選択可能
3. リアルタイム分析機能
   • コレクタが収集した各種データに基本統計処理、FFT、機械学習、ユーザー定義関数などの分析をリアルタイムで実行（ユーザー定義関数はSpeeDBee Hive付属の分析フレームワークライブラリを利用して、独自分析をC、C++で実装）
   • 分析結果は実データと同様にデータベースに格納する事が可能（ローカルバックアップ）
4. トリガ・イベント機能
   • 実／分析データに対するデータ判定を行い、判定結果に基づきイベント処理を起動（メール送信、PLCへの書き込み、SmartHop経由での機器制御（信号灯点灯など）、他）
5. エミッタ機能
   • データベース内にあるデータをクラウドサービス／サーバー／ファイルに出力するコンポーネント
   • 送信する際に、実データをもとに集約分析を行った結果を送信することも可能
6. OPC UAサービス機能
   • データ登録と同時に、最新値・分析値をメモリーDBからOPC UA用のデータ領域へシームレスに同期させることで、高速かつ低負荷なサービスを実現
   • OPC UAのヒストリ機能をサポートし、OPC UAクライアントツールで連続データをグラフ化
7. クライアント・サーバー機能
   • クライアントモジュールの利用で、ユーザアプリケーション／システム／製品連携が可能（例：グラフツールGrafanaのプラグイン提供）
8. AIエッジコンピューティング"AE2100"との親和性
   • データ集約、リアルタイム分析、トリガ・イベントといったエッジコンピューティング機能をAE2100は強力にサポート
   • SmartHop対応
   • OpenVINO対応

システム構成

活用シーン

AE2100上でのシステム構成事例

• 製造ライン上の各種制御装置（PLC）、センサー、カメラなどのデータ収集
• 収集間隔の異なる多種多様のデータの紐づけ（数値データ＋画像データも含む）
• 多種多様なデータの取りまとめ（CSVなどの指定書式に出力）
• AE2100のAIエッジコンピューティングを最大限に活用し、リアルタイムなデータ分析によるデータ量の削減、異常検知、予知保全
• 電断時やネットワーク障害時にも安心なデータのローカルバックアップ
• 実データ、分析データを上位システム／サービスと連携
• データ取込み／カメラ設定／イベント設定をWebアプリケーションで簡単セットアップ
• 低コスト&短期間でエッジコンピューティング機能を持ったPoC開発

工場／生産ラインにおけるチョコ停検知システム事例

チョコ停発生時の動画とラインからの各種データを、時間軸で同期し管理します。

• PLC／シーケンサ／ロボット／CNC／センサー／カメラなどの各種データをサポート
• イベント発生前後の指定時間分の各種データの取りまとめ
• 「カメラからの動画」と「ラインからのデータ」の2種類のデータをファイルに出力、専用ビューワーにより可視化

専用ビューワー画面

評価版のご案内

AIエッジコンピューター「AE2100」にSpeeDBee Hiveは対応しています。当社ホームページから評価版をご利用いただけます。評価版は無償にてダウンロードしていただけ、AE2100の設定管理から簡単にインストールができるため、お手軽に評価していただけます。

• ダウンロードはこちら（公式サイト）
  "ダウンロードデータ「AE2100」対応版"以下に配置されているデータをご利用ください。

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