導入事例

藤倉化成株式会社様

導入事例の記載内容は取材当時(2026年2月)のものです。


“壁一面の在庫”からの解放 ロール to ロール対応「PLAVI Pro1040」でラベル運用を刷新
藤倉化成株式会社 佐野事業所 第一工場

藤倉化成株式会社は、塗料や樹脂など最終製品の一部として使われる素材・中間材料を主要製品とした、化学系メーカーです。創業以来培ってきた樹脂合成技術と塗料配合技術を基盤として、機能性に優れた様々な化学製品を製造・販売しています。1971年に栃木県佐野市で操業を開始した佐野事業所第一工場は、プラスチック用コーティング剤、住宅外壁用塗料、粘着剤やプリンタトナー用樹脂などの樹脂材料の製造を行っています。数多くの製品の生産工程において、製品ラベルやシッピングラベルは欠かせません。そこで、ラベル作成業務の運用改善を目的に、OKIのカラーLEDラベルプリンター「PLAVI Pro1040」を導入しました。


■本事例のリーフレット

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藤倉化成株式会社



藤倉化成株式会社
本社:東京都港区芝公園2-6-15黒龍芝公園ビル
URL:https://www.fkkasei.co.jp/
  (外部サイトへ移動します)
【概要】課題:50種にも及ぶカラーラベルの 在庫管理の煩雑さと発注業務の 工数、コスト。印字の擦れに伴う追加確認工数 の発生。 成果:〇ホワイトラベルへの集約による在庫管理 や発注の簡易化と在庫削減。〇 従来に比べ29%のコスト削減。(用紙代+消耗品代+保守費用代)〇安定した印刷品質を実現し、印刷後の確 認工数をゼロ化。 業務の円滑化を実現。
導入モデル カラーLEDラベルプリンター PLAVI Pro1040
【課題・背景】あふれるカラーラベルの在庫管理や、印刷後の印字擦れ確認作業に悩まされる
名古屋事業所 管理部 業務課 課長 尾 迫 氏
佐野事業所で作成している製品ラベルは、配送先や製品の種類によって50種類近くの色分けが必要です。そのため、あらかじめカラー印字された印刷用紙を発注し、届いた用紙にサーマルプリンターで製品情報を追い刷りしていました。しかし、その結果壁一面を埋め尽くす約50種のカラーラベルを常時在庫管理する必要が生じ、保管スペースや管理工数が大きな負担となっていました。業務課 課⾧の尾迫氏は「多い時は200~300万円分の在庫を抱え、低頻度品は約1年間保管することもありました。」と振り返ります。さらに、数百枚の印刷をする中で印字の擦れや紙送りの不具合などが発生することもあったといいます。不良ラベルの貼り付けは大きなトラブルへとつながりかねません。そのため、ラベル印字の様子を毎回撮影して不具合を確認する作業が必要となり、現場の手間とストレスを増大させていました。
【専入のポイント】求めていたのはロールtoロールのカラーラベルプリンター、条件に合致したPLAVI Pro1040
佐野事業所 佐野管理部 管理課 松 島 氏
佐野事業所では、新たなプリンターの導入にあたり、製造ラインに組み込まれたラベラーによる自動貼り付けを継続するため「ロールtoロール印刷」を必須条件としました。加えて、大量のカラーラベル在庫を減らす目的で「フルカラー印刷」も条件に設定。ロールtoロールでフルカラー印刷可能な機種を探す中で、OKIのPLAVI Pro1040を知りました。尾迫氏がデモ機を使用したところ、高い印字精度・品質に加え、印刷スピード、メンテナンスの容易さが優れていることを実感し導入することを決めたと言います。現場責任者の松島氏も、視認性の高い操作パネルや、交換部品の色分けが分かりやすく、作業者が直感的に扱える点を使いやすいと評価しています。
【成果・今後】ラベル運用改革- 在庫・工数・コストのムダを一掃
壁一面覆いつくしていたラベル在庫が1つの棚に収納可能に。 ※運用切替期間中のため、一部旧在庫あり。
■在庫管理工数大幅削減
松島氏から、OKIのプリンターについて次のような声をいただいています。「自社で商品ラベルやシッピングラベルをカラー印刷できるようになったことで、ホワイトラベルを使用してすべての印刷作業を内製化することができました。その結果、課題となっていた大量の在庫管理工数を削減できています。」
佐野事業所 佐野管理部 管理課 戸沢 氏 越沼 氏 鈴木 氏
■印字不良の確認が不要に、スムーズな業務運用へ
さらに現場担当の戸沢氏、越沼氏、鈴木氏からは、「作業工数が削減しました。」との声があがっています。毎日30分程度、印字不良がないか録画した映像を必ずチェックしていましたが、その時間を別の業務に使えるようになったと言います。越沼氏は「Po1040では印刷の擦れが一切生じていないため、安心感・信頼感を持って日々業務に取り組んでいます」と語ります。また、一日に14~15種類ほど付け替えていたロール紙の交換作業も4〜5種類までに減り、印刷にかかっていた時間は半分に短縮されました。
加えて、小さな文字もはっきり鮮明に印刷できるようになったことで、ラベルデザインやフォーマットの自由度が向上しました。松島氏は、法改正に伴う規制の文言追加にも柔軟に対応できるようになり使い勝手の良さを実感しているとのことです。
pro1040で印刷したラベル。小さい文字でも高精細印字。
■コスト従来比29%削減
尾迫氏は、コストに関して驚きの効果があったと語ります。「導入前の試算では15%程のコスト削減を見込んでいましたが、導入後実際に試算してみると、概算で約29%ものコスト削減効果がみられ、びっくりしています。特に、用紙代が想像以上に削減ができ嬉しい誤算です。」
業務効率改善のため、PLAVI Pro1040を全事業所へ
ラベル室に設置されたPro1040
Pro1040の導入については、佐野事業所の第一工場で3台の導入を皮切りに、配送センター、名古屋事業所、久喜物流センターに各1台ずつ、その他関連会社への導入も進み、現在はコーティング事業部を中心に8台を運用しています。ラベルソフトの変更によってラベルマスターの一元管理が可能となり、併せてPro1040を各拠点に導入したことで、拠点ごとのばらつきがなくなり、安定した品質の維持にも一役を買っています。責任者の尾迫氏は、「今後は、全事業部への展開、Pro1040を活用したプリンターの集約化を実施します。」と語ります。
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