2022年6月15日
OKIは、中小規模向けオフィス・コミュニケーションシステムの新商品として「CrosCore®3」を本日より販売開始します。本システムは、多様な働き方で従業員満足度や生産性の向上につながるハイブリッドワーク(注1)に対応した「CrosCore」シリーズの最新モデルです。3年間で2万台の販売を目指します。
テレワークの普及により、業務内容に応じてオフィスやサテライトオフィス、在宅など場所を選ばない柔軟な働き方が定着してきています。本システムは、オフィスにかかってきた代表電話の受付対応をどこからでもシームレスかつ容易に行うことができます。また、職場の出社・勤務状況を把握できる機能も備えており、働く場所にとらわれない多様なワークスタイルに応じた最適なコミュニケーション環境を提供します。
OKIの「CrosCore3」は、テレワークの普及に伴い、注目が高まるハイブリットワークに対応した機能を追加しました。お客様との電話は、オフィスの電話機に限らずスマートフォンアプリやPCソフトフォンアプリを使うことで、従業員が業務している場所にとらわれることなく、あたかもオフィスで応対しているようにすることが可能です。また、OKIのセキュアなUC(注2)である「Com@WILLクラウドサービス」と連携することで、単なる電話機能だけではなく、多種多様なコミュニケーションのツールとして利用ができるとともに、お客様のメンテナンスやアップデートなどの運用負担も軽減します。さらに、本システムの発売に合わせて、お客様の声にお応えして使い勝手などを向上した多機能電話機「マルチ・キーテレホンARCシリーズ」もデザインを新たにラインアップします。
OKIは、「CrosCore」シリーズを2013年より「C3&S®コンセプト」(注3)に基づき、中小企業向けオフィス・コミュニケーションシステムとして販売してきました。今後も各種商品で培ってきた信頼性・ノウハウをもとに、時代の変化に合わせながら、オフィス・コミュニケーションシステムの機能を強化し、企業のコミュニケーションの強化に貢献していきます。
「CrosCore」シリーズをご利用中のお客様の声をもとに、使い勝手などを向上するため、多機能電話機のデザインを一新しました。リニューアルしたマルチ・キーテレホンARCシリーズは、お客様のワークスタイルに合わせて選べます。
図 多機能電話機 ラインアップ
従来のオフィス勤務とテレワークを組み合わせることで、従業員が働き方を柔軟に選択できる勤務形態。
「通信サービスの統合」を意味しており、電話やチャット、メールなどのさまざまな通信手段を一つのシステムに統合して管理できる通信プラットフォーム。
「C3」は変革に必要な3つのC(Contact/Communication/Convergence)を、「S」は従来からの社内の仕組みや行動様式の良い部分の継承(Succession)を意味する。これらを併せ持つことで、既存システムを考慮しつつ、企業独自の働き方や行動様式に合わせた新しいコミュニケーション環境を提供し、生産性の向上、意思決定の迅速化、顧客満足度の向上を実現する働き方改革を目指す。
Interactive Voice Response(自動音声応答)の略称。お客様からの電話に自動で応答し、お客様のダイヤル操作に合わせて音声案内を行い、用件に合った部署や担当者に転送する機能。