エコロジー

環境理念から生まれたテクノロジー3


3.省エネルギー

地球資源の節約と温暖化防止のために、国際エネルギースタープログラムに則った商品を開発しています。
使用時・待機時の省電力を実現するとともに、商品機構から消耗品素材まで、さまざまな技術が集約されています。

電力から光への変換効率が高いDigital LED方式の開発

少ない電力で多くの光をつくりだすLED(発光ダイオード)技術は、低消費電力で地球温暖化防止に役立つ技術として注目を集めています。OKIデータのページプリンターは、ヘッド部にLED技術を取り入れたDigital LED方式を採用。省エネルギーに優れた技術採用で、環境保全を追求しています。
また、当社では「エピフィルムボンディング技術」を用いることでLEDの更なる高発光効率化を実現しました。


図は従来LEDと新型LEDの供給電流と光量の関係を表したものです。 この図に示すように、同じ電流を供給した場合、新型LEDのほうが光量は大きく、従来LEDに比べ2倍近い効率を得ることができます。


つまり、同じ光量を得るための供給電流が従来に比べ大幅に少なくてよいため、省エネルギー化に貢献できました。さらにLEDを駆動するためのドライバーIC素子の小型化により、LEDヘッドの低容量化も実現。また、電流を供給する電源容量も小さくなり、低価格化にも寄与できました。

自然環境を維持し、次代を明るくするテクノロジー「LED技術」

TOPICS

LED技術は、「21世紀のあかりプロジェクト」で地球温暖化防止・省エネルギーのための一般照明として開発が推進され、現在では全世界の様々な場所で普及が進んでいます。消費電力が非常に少なく、小型、軽量、低電圧駆動、高輝度、長寿命といった多くの長所を活かし、駅・空港の発着時刻表や高速道路の渋滞情報などの電光掲示板、街頭ディスプレイ等、また、白熱灯や蛍光灯に替わる屋内・外の新しい照明として、私たちの生活の身近な「光」として活躍しています。特に交通信号機においては、従来の白熱電灯信号機と比較して1機当たり55Wもの省電力化を実現。省エネルギー化のみならずその高耐久性によって、メンテナンスコストの削減にも役立っています。また、その視認性の高さから交通事故防止にも貢献。現在では世界各国でLED技術の交通信号機の設置が拡大しています。

消費電力そのまま、プリンターの高速化を実現した「小粒径カプセルトナー」

トナー拡大イメージ
印刷速度と消費電力とは相関関係にあります。プリンターの印刷スピードを上げるためには、トナー定着器の温度も上昇させねばならず、消費電力が増加します。逆にトナー定着器の温度を上げずに同じ定着率を維持するためには、トナーの持つ軟化温度(溶解温度)を低く設定する必要がありますが、この場合、保存状態でトナーの表面が溶解し、トナー同士が凝集するブロッキング現象が発生するため実用的とは言えません。OKIデータではこの問題を解決するために、軟化温度の高いシェル層と軟化温度の低いコアによる二層構造をもった「小粒径カプセルトナー」を開発。低温での安定したトナー定着を維持するとともに、従来のトナーと比較して圧倒的な低消費電力化を実現しています。(モノクロ機用トナーに採用)

高速印字と長寿命を実現する「バネチャージ方式」

マイクロラインのドットインパクトプリンターヘッドは、高速印字と長寿命を実現させた独自の「バネチャージ方式」を採用。まず、永久磁石でピンを引き付けた状態でパワーを蓄積。瞬時に磁力を打ち消してピンを突出させます。素早い印字と長寿命を両立させた長期使用に耐えるタフな印字ヘッドです。
コイルに電気を流すことにより永久磁石の磁力を打ち消してプリントワイヤーを押し出す。

低電力モードによる消費電力の削減

OKIデータのプリンターは、スリープモードを持ち、印刷動作をしていない状態での消費電力を削減することで、さらに厳しくなった「国際エネルギースタープログラム」の基準を満たし、省エネに貢献しています。(一部機種を除く)

LED技術を応用した商品の小型化

ヘッド部のシンプルな機構が特長のDigital LED方式の採用で、ページプリンターの小型化を実現。OKIデータ独自のDigital LED技術は、筐体に使用されるプラスチック材を削減し、使用資源の節約にも貢献しています。また、ドットインパクトプリンターすべてにおいても商品の小型化を推進。小型・軽量・低価格のMICROLINE 50HU/80HUをはじめ、設計段階から環境保全を考えています。
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