代表取締役社長執行役員
兼 最高経営責任者
OKIは、創業以来140年を超える歴史のなかで、常に現場におけるお客様の課題に寄り添い、止めることを許されないミッションクリティカルな社会インフラを支える商品・サービスの提供を通じて、その課題の解決に貢献してまいりました。こうした活動を通じて、常にお客様に安心をお届けし、ステークホルダーのみなさまの信頼を得ることが、企業価値向上の基盤であると認識しています。
今、国内では労働力不足やインフラ老朽化などの問題が顕在化しています。また環境問題の深刻化、5G/AIをはじめとする技術革新に加えて、新型コロナウイルス感染症によるパラダイムシフトなど、OKIを取り巻く事業環境は著しく変化し続けています。
このような環境変化がもたらす社会課題に対応するため、OKIは共創によるイノベーションを加速するとともに、構造改革を進め経営基盤の強化に取り組んでいます。長い歴史で築き上げた端末へのインストールベースと強固な顧客基盤を価値創造の源泉として、リアルな現場(エッジ)での課題を解決する「モノづくり」、エッジとクラウドをリアルタイムに連携させるソリューションやサービスなどの「コトづくり」の両輪で、SDGs(持続可能な開発目標)に掲げられた社会課題の解決を目指します。
2023年4月には、新中期経営計画における「成長への舵切り」「環境変化への対応力」を確実なものとすべく、大幅な組織改革を実行いたしました。引き続き、AIエッジ技術とモノづくりを強みに、社会課題の解決、一人ひとりの「大丈夫」に貢献する商品・サービスの創出に取り組んでまいります。
今後とも倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。