2025年5月21日
「XlivLinkS」のロゴマーク
OKIは、サービス提供事業者が顧客との接点を広げる統合型サービス連携プラットフォーム「XlivLinkS™」(読み:クロスリブリンクス)で、ATMなどの身近なセルフ端末を活用し、新たな価値創出を実現します。サービス提供事業者は、従来、スマートフォンなどのデジタルチャネルで提供していたサービスを、本プラットフォームを活用することでATMなどのリアルチャネルへ展開することができ、顧客接点のさらなる拡大が可能となります。さらに、ATMを運用する金融機関などの端末運営事業者では、本プラットフォームの活用による提供価値の向上が期待され、新たな収益源の創出につながります。
現在、キャッシュレス化の進展により、スマートフォンやPCを利用したデジタルチャネルを通じて、生活の多くをオンラインで完結させるライフスタイルが加速しています。一方、高齢化社会を迎える中、デジタルデバイスの利用に不慣れな世代では、日常的に利用しているATMや各種セルフ端末といったリアルチャネルに安心感や利便性を求める声も根強くあります。このような社会状況の中で、普段使い慣れた環境やデバイスを通じて必要なサービスにアクセスできる仕組みの整備が求められています。端末運営事業者にとっては、デジタルチャネルの普及に伴う端末利用率の低下という長期的課題がある中、端末に新たな価値を付加し、有効活用を進める方法を模索する必要があります。OKIは、その課題解決を支援する役割を果たしてまいります。
OKIは、これまでATMなどの端末、ネットワーク機器の提供や監視、ネットワーク構築を通じ、多種多様な業態におけるサービス拡大や業務効率化を支援してきました。これらの知見と強みを活かした「XlivLinkS」は、「いつもの場所が、あらゆるサービスへの入口に」というコンセプトで、世代問わずに誰もが普段使い慣れた環境やデバイスを通じて、それぞれのサービスにアクセス可能なサービス連携プラットフォームです。
本プラットフォームは、ATMなどの端末を介してデジタルサービスを提供し、リアルとデジタルのシームレスな融合を実現します。これにより、顧客の利便性を向上させ、サービス提供事業者による利用者への最適なサービス提案が可能になります。
さらに、OKIが提供するネットワーク、ソフトウェア、および運用インフラを共用サービスとして利用することで、サービス提供事業者には顧客接点の拡大を支援し、端末運営事業者には端末と新たなサービスの連携による収益モデル構築を実現します。
OKIはサービス連携プラットフォーム「XlivLinkS」を基盤とした多様なパートナー企業との連携を強化し、さまざまな市場や業界を対象に、幅広いサービスの拡大を目指しています。
ATMや店舗端末を活用し、デジタルサービスを通じて、利用者の利便性を高めます。
利用者に最適なサービス提案を行い、パーソナライズされたユーザー体験を実現します。
「XlivLinkS」をハブとして、リアルとデジタルを問わず、多様なチャネルと接続し、サービス展開を可能にします。
端末の運用状況を一元的に管理し、管理業務の効率化と安定したサービス運営を実現します。
ATMなど既存インフラを活用することで追加投資を大幅に削減し、柔軟な導入を可能にします。