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プレスリリース

2021年2月10日

EMSユーザー向けに「オンライン工場立会」のサービスを開始

各ユーザーに技術者が現場で説明・質疑対応、移動に伴う時間や費用、感染リスクを低減


オンライン工場立会の様子

OKIは、EMS(電子機器・電子部品の設計・製造受託)事業のお客様向けに、汎用のインターネット会議システムと高解像度カメラを活用した「オンライン工場立会」の体制を構築し、2月12日よりサービスを開始します。お客様の製品を製造する工場内の現場をオンラインで見せながら、設計・製造の匠(プロフェッショナル)たちが直接その内容を説明し、質疑・相談や個別の要求に対応します。従来お客様立会のもと工場内で実施していた試験・検査や工程監査、視察、技術検討会などがオンラインで可能となるほか、OKIに設計・製造委託を検討しているお客様の工場見学にもご利用いただけます。コロナ禍においても実際の製造現場を確認したいというお客様の要望にお応えするとともに、移動に伴う時間・費用と感染リスクを低減します。

OKIは、昨年発表した2020年度から2022年度までの中期経営計画「中期経営計画2022」において、強みであるモノづくりをプラットフォーム化してサービス提供する「モノづくり総合サービス」の強化を掲げています。その一環として、医療機器やインフラ機器など高い信頼性と高度な生産技術が求められるハイエンド製品を中心に設計・製造受託を行うEMS事業においては、感染症や災害、事故、事件などの環境変化にフレキシブルに対応し、ニーズの変化に応え続けられるモノづくり体制の構築を進めています。コロナ禍においてもお客様の生産を止めないサービスの一つとして、今回の「オンライン工場立会」の体制を整備しました。

「オンライン工場立会」では、可動台車にカメラを設置し、お客様のニーズにあわせて個別に見学ルートを設定します。お客様は、HD相当のビデオカメラによる高画質配信により、現場の設備や機器などの様子を、細かい箇所まで鮮明に確認できます。また技術者によるリアルタイムでの説明や質疑応答に加えて、初めてOKIの工場を見学されるお客様にもわかりやすいよう、各ラインや機器の特長を詳細に紹介するVTRや説明資料も用意しています。お客様はご自身のオフィスやテレワーク先に居ながらにしてOKIのモノづくりを実感することができ、工場まで移動する費用・時間や新型コロナウイルス感染症への感染リスク、感染予防策の負担を低減することも可能となります。

OKIは「オンライン工場立会」サービスを、設計、評価、基板、電線、板金・電源、基板実装、装置組立など幅広いプロセスからなるEMS事業(全国11拠点)のうち、まずEMS本庄工場OKIサーキットテクノロジーOKIエンジニアリングの3拠点で開始し、順次、全プロセスに展開していきます。これにより、複数拠点にまたがる立会もワンストップで実施することができるようになります。OKIは引き続き、モノづくりプラットフォームの強化、EMS事業の充実により、お客様の設計・開発・生産を支援してまいります。

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