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プレスリリース

2021年1月27日

2030年までの「イノベーション戦略」を発表

全員参加型のイノベーションで中長期の事業創出を目指すロードマップを策定

OKIは、2030年までの中長期における事業創出を目指した「イノベーション戦略」を発表しました。本戦略では、中期経営計画2022に示した7つの社会課題(注1)の解決に向けた具体的なアクションを9つの注力分野にブレークダウンし、全社で構築・推進しているイノベーション・マネジメントシステム(IMS)「Yume Pro」のプロセスに則ったイノベーション・ロードマップとして定義しています。OKIは、新型コロナウイルス感染症の拡大がもたらした社会課題の変化も踏まえて定めた本戦略に則り、全員参加型のイノベーションを推進することによって、成長に舵を切る2023年に向けた土台作りを着実に進め、中長期の事業創出を実現してまいります。


注力分野におけるイノベーション・ロードマップ一覧

本戦略は、中長期の事業創出とこれを支える注力技術の研究開発やイノベーションの仕組み、そしてこれを実現するための社内文化改革まで、7つの社会課題解決に向けたイノベーションに必要なすべての要素の推進について整理したものです。本戦略の中核となるイノベーション・ロードマップは、9つの注力分野における2030年までの工程と「目指す姿」を示すもので、変化の激しい社会環境にあわせて随時バージョンアップを行いながら、「目指す姿」を実現していきます。社内においては、このロードマップをIMSに関する国際規格ISO56002に規定されている「機会に関する意図」(注2)として共有します。目指す方向を整合しながらお客様の現場の課題に拘り、「Yume Pro」に則った試行錯誤を伴うイノベーション・プロセスを推進します。ロードマップ上で事業創出と結びついた注力技術の研究開発においては、初期の段階から事業部門と連携しながらお客様との対話を続け、共創を推進していきます。

OKIは、2017年度からIMS「Yume Pro」の企画・導入・展開を行い、イノベーションが全社員に浸透し日常的な活動となるべく、社内文化の改革を推進してきました。OKIの目指すIMSは、社会課題が複雑化し市場ニーズが不透明な時代においても、お客様への提供価値を明確化し、パートナーとの共創を拡大しながら事業を創出することを、組織として加速する仕組みです。2022年度までには、将来制定される認証規格ISO 56001にも対応できる仕組みをいち早くグループ全体に実装した「IMSレディ」な会社となることを目指しています。OKIは本戦略に掲げた各施策をお客様の現場に寄り添いながら全社員が着実に推進することで、ロードマップに示した「目指す姿」を達成し、お客様のイノベーションパートナーとして、中期経営計画のキーメッセージである「社会の大丈夫をつくっていく。」を実現してまいります。


「目指す姿」に対応する中長期の取り組みの例(金融・流通分野)

用語解説

  • 注1:7つの社会課題

    老朽化問題、自然災害、交通問題、環境問題、労働力不足、労働生産性、感染症拡大

  • 注2:機会に関する意図

    2019年7月に発行されたイノベーション・マネジメントシステムのガイダンス規格「ISO 56002」において、イノベーションに取り組む活動(箇条8)で定義されているイノベーション・プロセスへのインプット。(アウトプットは、「イノベーションによる価値」。)

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • Yume Proは、OKIの登録商標です。
  • その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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