OKIは、2024年7月17日~18日に静岡県静岡市で開催された「BLUE ECONOMY EXPO @ Suruga Bay」に出展いたしました。本展は「駿河湾をテストベッドとしてBlue Economyが創り出す未来」 ~人も自然も豊かで持続可能な社会を目指して、駿河湾から世界に発信~ をテーマに開催されました。
OKIブース
オープニングセレモニー
一般財団法人マリンオープンイノベーション機構主催のもと、海洋産業の振興と海洋環境の保全を両立する世界的拠点の形成に向けて開催されたイベントです。2日間にわたって、国内外の海洋関連有識者による国際会議「海の未来会議 @ 駿河湾」のほか、海洋関連の産官学が一堂に会した展示会「海のEXPO @ 駿河湾」が行われました。
OKI 上席執行役員 特機システム事業部長 加藤洋一
展示会場の隣にある清水マリンビルでは、海洋をテーマとする基調講演や、国内外のブルーエコノミーへの取り組み・事例紹介といった国際会議が行われました。様々なセッションの中でも、『ブルーエコノミーを支える技術の進展とマーケットの期待』というテーマでは、産業界を代表する1社としてOKIから上席執行役員 特機システム事業部長 加藤洋一が登壇し、OKIの水中音響に関するこれまでの歴史から、なぜOKIが海洋に携わるのか、海洋分野における技術や目指す将来像に至るまでを説明しました。本会議の同席者の方々もOKIの取り組みを深く理解いただき、大変貴重な機会となりました。
OKIが海洋分野で目指す将来像
OKIブースを視察される鈴木県知事
清水マリンターミナルでは産官学46の団体が展示を行い、OKIブースではOKIが目指す「海洋プラットフォーム」について、それを実現するための関連技術や製品、OKIの関係会社であるOKIコムエコーズが所有する試験設備などを動画や模型を用いて紹介しました。
静岡県の共催により開催された本展では、鈴木康友 静岡県知事が会場を訪れ、OKIのブースを視察しました。展示内容の説明を受けた鈴木県知事は、OKIの強みである水中音響技術を基に様々な製品が開発されていることに感銘を受けておられました。また、ブースに来場いただいた他のお客様からは『バージがあるのは知っていたが、用途や活用方法は知らなかったので説明を聞いて理解が深まった』『OKIグループの持つ海上試験の実績やコア技術が優れていることを実感した』『海の見える化に向けた取り組みをぜひ実現してほしい』といった感想も寄せられ、海洋分野におけるOKIのポテンシャルを感じていただくことができました。
危機管理型水位計・無線ひずみ計実機展示
OKが掲げる貢献分野における海洋の位置づけ
OKIでは、2023年に発表した「中期経営計画2025」で3つの貢献分野における価値を創出し、社会やお客様の課題解決に貢献していくことを掲げており、その1つとして海洋分野が設定されました。
その実現に向け、OKIがこれまで長年にわたって培ってきた水中音響通信・測位技術や海上試験に伴う支援のノウハウを基盤とし、海洋のプラットフォーム化を推進する取り組みを本展を通じてアピールすることができました。
今後も、水中音の識別技術や海洋環境モニタリング技術の開発を進め、未来の海洋分野の発展と持続可能なブルーエコノミーの実現に貢献してまいります。