外部顧客に対する売上高は、3,036億円(前期比106億円、3.6%増加)となりました。ソリューション&サービスでは、金融システム関連のソリューションが増加したものの、サービスの大型案件が減少したことなどにより減収となりました。通信システムは、企業ネットワークや保守・工事に加えてコアネットワークが堅調に推移したことにより増収、社会システムも、消防無線のデジタル化や防災関連の需要が堅調だったことから、増収となりました。メカトロシステムは、国内ではコンビニ向けATMや現金処理機、金融機関向け営業店端末が好調だったことに加え、中国向けATMでは、一部顧客向け出荷が来期へずれたものの概ね堅調だったことにより増収となりました。なお、円安による増収影響は81億円ありました。
営業利益は、価格下落や費用の増加などにより234億円(同4億円減少)となりました。
外部顧客に対する売上高は、1,248億円(前期比134億円、12.1%増加)となりました。LEDプリンターでは、オフィスプリンター領域においては、販売戦略の見直しにより高付加価値機種へのシフトが進み機種構成が良化し、加えてコピア・プロフェッショナル領域へ向けた新商品の販売も順調だったことから、売上が増加しました。ドットインパクトプリンターは、市場全体の縮小傾向が継続しました。なお、円安による増収影響は170億円ありました。
営業利益は、事業構造改革などによる固定費の削減に加えて機種構成が良化したことなどにより大幅に改善し、51億円(同139億円良化)となりました。
外部顧客に対する売上高は、EMS事業で371億円(前期比44億円、13.6%増加)、その他の事業で176億円(同11億円、6.3%減少)となりました。EMS事業では、通信機器市場向けが堅調だったことに加え、OKIサーキットテクノロジー株式会社(注1)の連結効果もあり増収となりました。その他の事業では、部品関連は堅調だったもののアミューズメント市場向けが減少したことなどにより減収となりました。
営業利益は、EMS事業で17億円(同1億円増加)、その他の事業では、28億円(同2億円減少)となりました。