Red Hat JBoss Middleware

Red Hat Decision Manager

Red Hat Decision Managerは、ビジネスルールをアプリケーションから切り離して管理し実行するためのミドルウェアです。業務要件の変更要求は日常的に発生します。ビジネスルールは業務要件の影響を受けやすいため、簡単に変更できるようにすることで、業務システムにおける仕様変更を迅速に行うことができます。

特徴

Red Hat Decision Managerを用いると、以下のことが実現できます。

  • 仕様変更によるプログラムの変更にかかる時間を削減できます。
  • ビジネスルールを一元管理することで、内容を見える化できます。
  • ビジネスルールの追加・変更・削除はWeb GUIやExcelで行えます。

ビジネスルールとは、ある判断に基づいて動作を決定するものです。業務システムでは、ビジネスルールはプログラムの内部に「もし○○ならば□□する」という形で組み込まれています。
業務内容の変化、法律・規則の変化、新しいサービスの導入など、世の中の環境は常に変化しているので、業務要件の変更要求は日常的に発生します。ビジネスルールは業務要件の影響を受けやすいため、ビジネスルールの変更に迅速に対応できるような仕組みが必要です。

しかし、従来の業務システムでは、ビジネスルールは条件分岐の組み合わせとして表現されているので、システムの開発者でなければその内容を把握しにくくなります。さらに、ビジネスルールを変更した場合にアプリケーション全体の影響を見落とすと、不具合の原因となります。よって、業務システムが複雑であればあるほど、変更に時間がかかってしまいます。

Red Hat Decision Managerはビジネスルールをプログラムから切り離し、デシジョンテーブルの形式でルールを管理します。これによって、開発者以外でもルールの内容を把握しやすくなります。また、ビジネスルールを追加・変更・削除する場合は、関係するルールだけを改修すればよく、変更の影響がないかプログラム全体を調査するといった作業は不要です。追加・変更・削除は、Web GUIやExcelで手軽に行えます。

Red Hat Decision Managerを用いることによって、変化に強い業務システムを実現できます。

Red Hat Decision Manager製品概要図

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