横田 俊之
藤原 雄彦
OKIは、ICTを活用した社会課題解決(SDGs)に向け、多くのパートナーと「共創」を行い、社会実装に向けて活動中である。本稿では、共創活動の中で、ニューノーマルに向けた重要課題である、「自然災害」・「労働力不足」・「感染症拡大」を取り上げ、その取組み及び中長期視点での研究開発テーマについても紹介する。
キーワード:ニューノーマル、イノベーション、社会課題、研究開発、AIエッジ
前野 蔵人・加藤 圭・小川 哲也
サービスロボット分野は、これまでの慢性的な人手不足への対策という位置づけから、ウイズ・アフターコロナ対策(非接触・非対面・無人化)ソリューションへと認識がシフトしている。本稿では、サービスロボットを遠隔から高度に運用する高度遠隔運用ソリューションの共創状況、及び「イノベーション・マネジメントプロセス Yume Pro」に基づく事業化の取組みを紹介する。
キーワード:高度遠隔運用、サービスロボット、AIエッジ、Remote Operation Module、ウィズ/アフターコロナ
武市 梓佐・櫻田 孔司
OKIは、非感染性疾患を予防するヘルスケアサービスの実現に向けて睡眠を改善する行動変容サービスの共創に取り組んでいる。本稿では、個別化されたアルゴリズムと使いたくなるUI/UXで日常的に継続して使用される「睡眠改善ソリューション」サービスを紹介する。
キーワード:行動変容、睡眠、 ヘルスケア、 Yume、イノベーション
丹野 洋祐・木村 広太・藤井 亮浩・佐々木 浩紀
社会インフラを支える機械設備の老朽化が問題視され、設備故障の高精度な予兆検知と設備管理業務の省人化が求められている。本稿では、壊れない・止まらない社会インフラの実現を目指し、光通信技術をセンシングに応用して開発している光ファイバーベース多点型レーザー振動計を紹介する。
キーワード:振動計、非接触、多点、予兆検知、稼働監視
山本 剛司・渡辺 孝弘・山道 昇・稲葉 稔智・寺山 知幸
OKIはこれまで培った技術を活用し「インフラモニタリングソリューション」を提供している。しかし、まだ人手に依存する作業が多く、デジタル変革による効率化が重要視されている。本稿では、建設/インフラ業界の安全と生産性向上に貢献を目的に進めるインフラモニタリングへの取組みを紹介する。
キーワード:インフラモニタリング
金子 桃子・加部 隆久
急激な時代変化を背景に企業のデジタル変革がさらに加速している。本稿では、AI・エッジ処理・センシングなどに代表される新テクノロジーを組み合せ、既存のソリューションをアップデートするとともに、新ソリューションを創出し、ニューノーマル社会に安心・安全を提供するOKIの取組みを紹介する。
キーワード:ニューノーマル、AIエッジコンピューター、非接触、新しい生活様式、DX
林 淳・井上 伸也・吉田 修司・安藤 美紀・千 勝宇
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社会活動の行動様式とその受容性が、同時かつ急速に変化し、私たちの価値観までが変容しつつある。本稿では働き方の変化に向けたコミュニケーションのデジタル化、多様なコミュニケーション手段に対応するOKIの新コミュニケーションプラットフォーム、及びそのさまざまな活用シーンを紹介する。
キーワード:デジタル化、DX、テレワーク、働き方改革、PBX
大島 浩
顧客接点としてコンタクトセンターの役割・重要性が増している。本稿ではクラウド技術を本格的に採用し、音声とチャットを高度に統合、ニューノーマルに対応するコンタクトセンターシステムCTstageの新バージョンである「CTstage 7DX」と「CTsatge Cloud」を紹介する。
キーワード:コンタクトセンター、コールセンター、ニューノーマル、デジタルシフト、ボイス/ノンボイス統合
林 朋紀・長谷川 和也
金融機関店舗では収益力確保のため、事務量削減や機器コスト削減などの軽量化が求められている。本稿ではセルフ操作型の現金処理機「SmartCashStation」を活用した現金事務効率化への取組みを紹介する。
キーワード:SmartCashStation、現金事務効率化、軽量化店舗
浅野 欽也・金丸 忠宏・浜口 雅春
本庄事業所内にローカル5Gのテストベッドを構築し、スマート工場とスマートモビリティの分野でのユースケースに関して実証実験を開始する。本稿では、各ユースケースを想定したローカル5G無線通信特性の技術的検証への取組みを紹介する。
キーワード:ローカル5G、AIエッジ 、スマート工場、スマートモビリティ、DX
古川 純平・佐藤 敦司・黒須 正樹
モビリティの変革は移動をより便利にするだけでなく、先端技術を活用することで社会課題を解決し、新しいビジネススキームを生み出す可能性がある。本稿では自動運転をより安価で安全に社会実装することを目的に推進している協調型ITSと、高速道路を便利に利用するためのETC多目的利用サービスを紹介する。
キーワード:自動運転、 協調ITS、ETC多目的利用サービス
宮 雅彦
監視カメラの精度向上や、ディープラーニング技術の普及による高度な画像解析が可能となったことで、AIを用いたモニタリングシステムの導入が加速してきている。本稿ではOKIの映像AIソリューション「AISION」の概要と、具体的なソリューションとして商品化した通行車両管理を実現する「AISION 車両センシングシステム」を紹介する。
キーワード:車両センシング、映像AI、AISION、AIエッジ、ディープラーニング