2003年 No.193 ユーザ事例特集
ユーザ事例特集によせて [560KB]
村瀬忠男
沖グループIP-VPNによるVoIPの導入事例
—国内最大級の音声データ統合IP網の構築における技術課題の克服とTCO削減— [612KB]
坂本卓司
IPによる音声データ統合ネットワークが通信費削減の手段として脚光を浴びている。この分野のリーダーである沖電気工業が行った自社網のIP-VPNによる音声データ統合化計画の立案から導入までの経過と導入効果を紹介する。
CTstage 4iを用いたオフィスコミュニケーションモデル [2.4MB]
中山泰輔
オフィスにおけるコミュニケーションの向上を図るために、社内において運用しているシステムを事例として、そのシステム構築等のポイントについて、CTstage 4iソフトスイッチモデルの機能を含め紹介している。
衛星・CATVネットワークを使って利用されるVoIPシステム導入事例
富山県砺波広域圏事務組合砺波広域圏消防本部にIP-PBXを導入 [959KB]
円角和義
地域CATV網による既設LANのより高度な運用を図るために音声系とデータ系を統合し、また、システム構築や運用時のコスト削減のために消防本部と各消防署を結び、内線電話等を直接呼び出せるよう、運用効率の改善を図っている。
次期DIC情報ハイウェイのコンサルおよび構築実施とサーバ類のアウトソーシング導入事例
<本社、支社、営業所、工場間でのネットワークのフルIP-VPN化> [664KB]
林 大介・木村直樹
部品情報(COINServ: コインサーブ)ソリューション事例紹介 [714KB]
金井善明・古川照実・渡辺義雄
近年、コンサルティング、アウトソースに代表されるようにスキルビジネスが注目を集めている。そのような背景の中、沖電気では20年以上、社内向けに実施してきた部品標準化に関するノウハウをスキルビジネスとして展開した。その事例を紹介する。
釧路ポイントカード事業協同組合殿向けenjoy.Paymentシステム [817KB]
村松智彦
地域商店街向けのマルチペイメントシステムであるenjoy.Paymentシステムを用いた、ポイント、プリペイドカード、クレジット決済を行うシステムを、地域規模では国内でも最大級となる釧路市殿へ導入した事例を紹介する。
損害保険会社向けコールセンターシステム『DELTA』 [697KB]
関本雅章・鈴木孝治・山口雄一郎・大貫 誠
当社のパートナーであるニッセイ情報テクノロジー株式会社殿が開発した損害保険会社向けコールセンターシステム『DELTA』のサービス内容の紹介と共に、今後の事業展開や課題などについても述べる。
全日本空輸殿向けロビーサービスシステム [624KB]
谷田英夫
空港ロビー内で空港係員が端末を操作しお客さまに各種サービスを提供することを目的に、専用端末同様なホストアクセス機能を持ち、携帯性、移動性、操作性を兼ね備えた全日本空輸(株)殿向けシステムを紹介する。
多機能券売機MV-30形端末システム [735KB]
深津全克
お客様自身が操作することで新幹線や在来線特急の指定席券などを購入できる端末として「MV-30形」端末を鉄道情報システム株式会社殿と開発を行った。
駅係員業務の省力化に伴うサービスの低下防止とお客様自身が全てを操作し購入を行う為の利便性を追求することにより、窓口係員業務を自動化した自動券売機への業務シフトに伴うソリューション商品としての製品概要を紹介する。
印鑑照合システム金融機関における導入事例 [600KB]
高橋知敦
沖電気の持つ印鑑イメージ解析技術を搭載した、金融機関事務集中部門における大量印鑑照合作業の効率化を目的とした印鑑照合システムの概要・特長機能および導入事例を紹介する。
ステーションATM [769KB]
大里英樹・斉藤浩隆・尾崎光博
阪急電鉄殿で稼動しているステーションATM「PatSat」の成功要因が、利用者に対して時間的価値、簡明さを提供することを最重要であるとしたコンセプトによるものであること、また今後の各種サービス提供においても必須の条件であることを説明する。
極低消費電力ソーラー電波腕時計を実現した完全空乏型SOIデバイス [542KB]
長屋雅文
極低消費電力ソーラー電波腕時計を実現した完全空乏型SOIデバイスの設計と量産、商品化の苦労話を盛り込んで、カシオ計算機殿と弊社の技術をアピールする。
マミヤ・オーピーにおける情報システムアウトソーシング [581KB]
井出 秀
企業統合によって誕生したマミヤ・オーピー殿のERP導入過程と、当社の果たした役割、当社がマミヤ・オーピー殿より情報システム部門のアウトソーシングを受注した経過を述べ、この受注の経験を基にして「モジュール化」をキーワードに今後の事業展開を紹介する。
プログラム自動生成ツールによるWebアプリケーションシステムの開発とその評価 [686KB]
吉田 誠・坂本光範
今日、企業のソフトウェア開発においては低コストで高品質なソフトウェアを短期間で製造することが必須である。しかしながら、ソフトウェア開発の知識、ノウハウは熟練の開発者に負うところが大きい。もし、これら熟練者の知識やノウハウがデザインパターンとして明示化・表現化され、かつ自動化されれば生産性は大幅に向上する。著者らは、デザインパターンを基本としたプログラム自動生成ツールキットを開発した。本稿では、当該ツールキットを紹介するとともに、著者らのWebアプリケーション構築に関する方法論について記述する。また、ツールキットを複数のプロジェクトに適用した結果について検証し、当該方式及び方法論の有効性を示す。
光ファイバセンサによる駿河湾での地震観測 [640KB]
新藤雄吾・吉川 隆
光ファイバ加速度センサを駿河湾内の海底に設置し地震観測を行った。本センサは微弱な振動を検出でき、約1年半の海底観測では人体には感じない小さな地震をはじめてとし数多くの地震記録を得た。
地域ITS用DSRC路側装置の開発 [559KB]
菅野秀明・浜口雅春
DSRCシステムは、5.8GHz帯の無線周波数を使った、新たに導入されたシステムであり、主に、路側装置(基地局)と車両端末(陸上移動局)との間の通信に用いられ、高速、且つ、大容量のデータ通信を行うことで、情報提供、料金収受、道路状況に関する情報だけでなく、地域ごとのイベント、娯楽施設情報提供、公共交通機関の利便性向上、および緊急災害時の情報提供など"マルチアプリケーションに対応可能な、短距離・小ゾーンの双方向移動通信"として位置付けられ、高度道路交通システム(ITS)を構成する重要な要素の一つである。
当社は、DSRCシステムの中で、インフラ側に使用される路側装置を、業界の標準化に合わせ開発を行った。今後、各方面で広く、ご利用して頂くために、その概要、構成、および各種アプリケーション対応などについて、ご紹介するとともに、本システムの普及と発展に寄与して行きたい。
CTstage®開発物語 [559KB]
小出勝義・戸張雅美
1996年、自主開発製品として、CTstageの開発に着手した。開発に至る背景から、CTstage V1.0のリリース、更に現在のCTstage 4iに至る各開発段階におけるソフトウェア、ハードウェア開発部門でのトピックスを紹介する。