使い方、自由自在、無線ネットワークをより簡単に低コストで実現
つながる、高い信頼性
無線ユニットで培ったノウハウを凝縮した小型無線通信モジュールです。UART経由のシリアル通信(RS-485/RS-232C等)透過機能を搭載。お客様の要求に応じたカスタマイズにも対応します。
マルチホップに必要なソフト(APL層)まで搭載しているため、センサーネットワークを簡易に構築可能です。
お客様側でAPL層・NW層の開発を行う場合、大きな開発工数が発生します。OKIの通信モジュールは、APL層まで提供し、お客様の920MHz帯マルチホップネットワークを容易に実現します。
産業機器や各種センサーに組み込むことで、有線通信の920MHz帯無線化やセンサーネットワークの構築が可能です。
無線通信モジュールのアンテナは、内蔵アンテナに加えて、設置場所や環境に応じて選べる2つのタイプの外部アンテナをご用意しています。
米国FCC規格(FCC Part 15 Subpart C)、アジア圏各国に対応した海外対応版無線通信モジュールをラインナップ。日本国内で多数実績のあるマルチホップ機能、シリアル透過機能などを標準搭載しています。
日本版の無線通信モジュール(MHシリーズ)をベースにしているため、お客様基板を大幅に変更することなく搭載でき、海外へ容易に展開することが可能です。
項目 | 仕様 | |||||
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透過モデル | カスタマイズモデル | |||||
ルーター | コーディネーター | エンドデバイス | ルーター | コーディネーター | ||
対応周波数 | 920MHz帯 (ARIB STD-T108準拠:922.3~928.1MHz) | |||||
PHY/MAC規格 | PHY:IEEE802.15.4g MAC:IEEE802.15.4 |
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送信出力 | 0.16mW/1mW/20mW | 0.16mW/1mW/10mW/20mW | ||||
通信距離 |
見通しの良い直線距離で1km程度(※1) ※設置環境によって伝送距離は変動します。 |
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通信速度 | 最大100kbps | |||||
変調方式 | GFSK | |||||
電源電圧(DC) | 3.3V±5%以内 | 2.3V~3.6V | 3.3V±5%以内 | |||
消費電流 | 送信時 (20mW) |
Typ. 70mA | 60mA以下(※2) | Typ. 70mA(※2) | ||
受信時 | Typ. 50mA | 40mA以下(※2) | Typ. 50mA(※2) | |||
待機時 | - | Typ. 5.9μA(※2) | - | |||
アンテナ | 内蔵アンテナ標準搭載、外部用コネクタ×2(※3) | |||||
インターフェース | UART×1(※4) | UART×1、SPI×1、I2C×1、ADC×1 | ||||
動作温湿度範囲 | -20~70℃、25~85%RH(結露なきこと) | |||||
外形寸法 | 22mm(W)×40mm(D)×5mm(H)(突起物を除きます) | |||||
コネクタ | 40ピン | |||||
認定 | 技術基準適合証明取得(※5) | |||||
環境対応 | RoHS対応 |
モデル | 分類 | 概略機能 | ||||
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親機 機能 |
センサー 収容機能 |
中継 機能 |
透過 機能 |
電池 駆動 |
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透過モデル | コーディネーター | - | - | - | ||
ルーター | - | - | ||||
カスタマイズモデル | コーディネーター | - | - | - | ||
ルーター | - | - | ||||
エンドデバイス | - | - |
外観 | 品名 | 備考 |
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920MHz帯無線通信モジュール(MHシリーズ) | ||
920MHz帯無線通信モジュール(透過モデル:コーディネータータイプ) MH920-Mod<1><0W> |
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920MHz帯無線通信モジュール(透過モデル:ルータータイプ) MH920-Mod<1><0S> |
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920MHz帯無線通信モジュール評価キット(MHシリーズ) | ||
920MHz無線通信モジュール評価キット(コーディネーター) MH920-Mod-EVB<1>/MH920-Mod<1><0W>-1 |
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920MHz無線通信モジュール評価キット(ルーター) MH920-Mod-EVB<1>/MH920-Mod<1><0S>-1 |
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アンテナ(オプション) | ||
スリーブアンテナ MH920-Node-ANT<S> |
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ルーフトップアンテナ MH920-Node-ANT<R> |
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920MHz帯無線通信モジュール(透過モデル)を利用するための評価ボードを用意しています。評価ボードでは以下の評価ができます。
920MHz帯無線ユニットと、評価ボードを対向で利用することで、受信電界強度(RSSI)およびパケットエラー率(PER)の測定が可能です。
お客様のPCより、テストデータの送受信を行うことで、親機・子機(評価ボード)間のデータ通信試験が可能です。