OKIの技術

社員紹介

「自分が動けば 未来が変わる」

多彩な物理知識を活かし、新技術で感動を届ける製品開発に挑戦!

経歴

私は高校生の頃に学んだ宇宙分野に関連する学科をきっかけに物理の分野に興味を持ち、大学では物理学を専攻しながら熱力学や流体力学・電磁気学・量子力学等を学んできました。
最初の会社では、エンジニアのアウトソーシングの請負を行っており、約4年半の期間にわたり自動車メーカーにてエンジンの性能を流体解析ツールを用いて評価・検証する業務に従事していました。その後、前職で培った製品開発に対する考え方や3DCAD、解析ツールの使いこなし、VBA等のプログラミング言語のスキルをもとにOKIへ入社し、現在に至る約5年間では、主に社会インフラ向け通信装置やエッジデバイス製品を対象とした熱設計業務や、新たな放熱構造・アイテムの製品適用を目的とした、高放熱技術構築活動に尽力しています。

私のチャレンジしていること

近年、通信機器やデータサーバー・ロボット製品において小型化がトレンドになっていることに伴い、制御基板や実装部品なども共に小型化が進んでいく中、実装部品や制御基板から発生する熱の放熱対策も重要となり、いかにコンパクトでより高放熱な構造を実現するかという点が熱設計における課題となっています。熱源から発せられる熱はヒートシンクと呼ばれる放熱器を介して最終的には周囲の空気に放出されていきますが、熱源の熱をヒートシンクに伝えるために使用される、TIM(Thermal Interface Materialの略)と呼ばれる部材に現在着目しており、従来活用されてきたグリスやシート状とは異なった使い方が可能な新たなTIMの製品適用技術の確立にチャレンジしています。TIMの形態のラインアップを拡充することは、熱設計の中でも対策効果がとても大きい為、製品サイズの縮小や高機能化が期待されます。

ワークライフバランス

私は現在3人の子供がいますが、フレックスタイム制度やテレワーク制度、さらには育児休暇制度をフルに活用することで、仕事、育児、プライベートそれぞれを充実することができています。特に育児に関する場面では、テレワーク制度を適時活用することにより自宅での勤務が可能となる為、業務を調整し時間単位の休暇を取得することで、幼稚園や学校行事等への参加、さらには、急なケガ・病気等緊急の対応もでき、充実したワークライフバランスを実現しています。
また、個人的には、通勤時間を趣味の時間や健康管理の為の運動の時間に充てることができるため、気持ちをリフレッシュし仕事への活力にもつながっています。

将来の夢

私は今後、まだ世の中で認知や導入がなされていない技術・アイテムを駆使した製品の開発に、熱設計という分野を通してチャレンジし続けていきたいと考えています。OKIの行動指針にもありますが、変革に挑戦する意識を持ち続け製品開発をしていくことで、OKI製品を使用するお客様に感動を届けていきたいと思うからです。
また、これらは自分一人の力では成しえない為、職場・社内関連メンバーとの横のつながりをより一層大切にし、チームOKIとして挑戦していきます。

研究組織 Organizations OKIの技術革新を支える研究組織の紹介 研究員紹介 Researchers 先端技術の研究開発に取り組む職場環境とスペシャリストの紹介

公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。

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