OKIの技術

社員紹介

「自分が動けば 未来が変わる」

スキルと技術を融合し、高感度化を実現する研究開発に挑戦中!

経歴

大学では生命科学を専攻し、生物物理学で修士課程に進みました。修士1年目にOKIがバイオ系の研究開発をしていることを知り、インターンに参加しました。インターン中は、大学院での研究テーマと重なる部分がある光バイオセンサーの研究開発に取り組みました。その縁で修士課程修了後OKIに入社し、配属後から現在までシリコンフォトニクス技術を用いた光バイオセンサーの研究を行っています。

私のチャレンジしていること

ヘルスケア領域などで活用できる分析装置を提供するために、光バイオセンサーというテーマで研究開発を行っています。
光バイオセンサーはシリコンフォトニクス技術を適用することで、複数のセンサー素子を数mm角のチップに埋め込むことができ、様々な用途に活用することができると考えています。
たとえば、シリコンフォトニクスチップのセンサー部に抗体を塗布し、抗原を流し込むことで抗原抗体反応を生じさせ、その反応による屈折率の変化を波長のシフト量として検知することができます。
その中で現在私がチャレンジしていることは、今までに無かった手法で高感度のセンサーを開発することです。
学生時代は生物系を専攻していたため、現在の業務に必要な光学や電子工学には全く触れたことがありませんでした。そのため、導波路設計や光ファイバーでの光軸調整などに大変苦労しています。しかし、チームの先輩方はこれらの分野のスペシャリストで実務経験豊富な方ばかりです。想定外の事象が起きて困った際には、核心をついた助言をいただけるので、日々研鑽を積める環境にあります。
一方で、バイオ物質の取り扱いにおいてはこれまでに培ったスキルを発揮できるシーンがあります。必要とされる技術に自身のスキルを組み合わせて、さらなる高感度化を実現する研究開発に取り組んでいます。

ワークライフバランス

社内の制度としては「スーパーフレックス」と「リモートワーク」を利用しています。
「スーパーフレックス」は共同研究先で実験が夜遅くまでかかることがあるために利用しています。
「リモートワーク」は主に実験で得られたデータの整理・解析やシミュレーションなど集中して行う作業の際に使用しています。リモートワークでは、通勤による移動が無いので気分転換を兼ねて、就業後は体を動かしたり、趣味のピアノを弾いたりしてリフレッシュしています。
出社時は、通勤途中にスマホで興味のある番組を見ることが多いですが、そのおかげか会社に到着したときには仕事モードに切り替えがスムーズにできます。
週末は、友人と美味しいお店探しをして食事をして過ごしたり、テレビでバスケットボールやサッカー等のスポーツ観戦をしています。双方共に次のワールドカップが楽しみです。

将来の夢

私の将来の夢は、様々な知識および先輩方の技術を踏襲した上で自身の強みを発揮し、その道のスペシャリストと呼ばれる人材になることです。
近年の技術進歩のスピードは驚異的であり、それに伴い社会の変革も加速度的に進んでいます。このような急速な変化の中で、最先端の技術を追い続けることは非常に困難です。
しかし、どのような技術においても原理原則から仮説を立てて実証するプロセスは変わりません。そのため、現在は様々な方々の協力を得ながら、基本的な知識や技術を身につけることに力を入れています。
将来的には、研究開発で培った知識と技術を駆使して様々な開発課題を解決し、OKIの製品開発を加速させる人材を目指しています。

研究組織 Organizations OKIの技術革新を支える研究組織の紹介 研究員紹介 Researchers 先端技術の研究開発に取り組む職場環境とスペシャリストの紹介

公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。

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