2023年12月14日
OKIは、中長期の環境目標「OKI環境ビジョン」で設定した2030年度の温室効果ガス排出削減目標について、国際的なイニシアティブである「Science Based Targetsイニシアティブ(SBTi)」(注1)より、パリ協定が目指す「1.5℃目標」の達成に科学的に根拠ある水準であるとして認定(SBT認定)を取得しました。社会課題の解決に貢献し「社会の大丈夫をつくっていく。」企業として、自社拠点はもちろん、製品使用時、さらには調達先での脱炭素化を推進し、目標を達成します。
今回SBT認定を受けたのは、OKIグループ中長期環境目標「OKI環境ビジョン2030/2050」の「温暖化防止」に関する2030年度目標です。
OKIは環境方針に基づき、“次の世代のために、より良い地球環境を実現し、それを継承する”ことを目指しています。「中期経営計画2025」とともに更新したマテリアリティにおいては、「地球環境の保全」を社会課題解決の貢献分野の一つとするとともに、自社拠点をはじめとする「事業活動における環境負荷低減」を掲げました。大規模生産施設として国内初の『ZEB』認定を取得した「本庄工場H1棟」(埼玉県本庄市)に代表されるような、自社拠点における脱炭素化の取り組みに加え、製品使用時における省電力化などの技術開発、さらには調達先との協力により、この目標を達成していきます。
WWF、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ1.5度に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進している。