OKI山本氏が日本ITU協会功績賞を受賞
2021年11月30日、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて一般財団法人 日本ITU協会が主催する「第53回世界情報社会・電気通信日のつどい」が開催されました。式典の中で日本ITU協会賞の表彰が行われ、OKIの山本秀樹氏に「功績賞」が贈呈されました。山本氏は、2012年の日本ITU協会賞の「奨励賞」を受けており、二度目の受賞となります。

日本ITU協会賞は、「特別賞」「功績賞」「奨励賞」および「特別功労賞」で構成され、電気通信/ICTと放送分野における国際標準化や国際協力に関する諸活動において優れた功績を挙げた方々並びに今後の活躍が期待される方々に贈られます。「功績賞」は、世界情報社会サミットにおける基本宣言、および国際標準化、国際協力に関する ITUなどの諸活動に貢献し、情報通信および放送の発展に寄与し、その功績が著しい方に贈呈されます。
山本氏は、IPTV標準化活動に初期から参加し、「IPTV視聴者の視聴情報に関する標準化」という分野を新たに開拓しました。現在、ITU‑T SG16副議長を務め、IPTV、デジタルサイネージ、アクセシビリティ、車載マルチメディア分野などの勧告化を推進するともに、我が国の標準化活動にも貢献していることが認められての受賞となりました。

受賞の言葉
ITU協会賞 功績賞という名誉ある賞をいただき、嬉しく、光栄に思っております。今回の受賞は、ITU-Tなど標準化活動において一緒に仕事をされた方、ご支援・ご協力いただいた皆様の協力の賜物であり、多くの関係者に感謝申し上げます。5G/6G時代において、映像関係の技術・サービスの勧告化の重要性は増すばかりです。引き続きこの分野の発展のための標準化推進に貢献していきたいと考えています。
山本秀樹