光ファイバーセンサー

システム構成・仕様

システム構成

光ファイバーセンサーは、Modbus(※1)やMQTT(※2)などのIoT通信プロトコルにも対応しているため、IoT GW、エッジサーバーまたはクラウドシステムと組み合わせることにより、遠隔での常時リアルタイム監視IoTシステムも構築が可能です。

  • ※1 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)向けに策定されたシリアル通信プロトコル。デファクト標準のプロトコルで産業用電子機器を接続する最も一般的な手段。
  • ※2 TCP/IP上で動作するPublish/Subscribe型のシンプルな非同期、双方向プロトコル。軽量さ、柔軟性の点でIoTに最適なネットワーク・プロトコルの一つ

仕様

左がWX1033A/右がWX1033B

項目 仕様 備考
WX1033A WX1033B
測定方式 SDH-BOTDR OKI独自方式
測定項目 分布温度、分布歪み
測定性能 距離(※1) 最大1 km 最大5 km
時間(※2) 1 秒
空間分解能(※3) 1 m
温度範囲 -65~300 ℃ 使用する光ファイバーに依存
温度精度(σ) ±1 ℃
歪み範囲 0~+7,500 με(※4)
歪み精度(σ) ±20 με(※4)
光ファイバー コネクター 1チャネル 2チャネル SC/APCコネクタ
種別 シングルモード 推奨品
インターフェース LAN 1ポート、100Base-Tx/1000Base-T
外部接点 4 障害表示と兼用
ディスプレイ タッチパネル付き
一般仕様
(装置本体)
動作温度範囲 0℃~+40℃
電源電圧 AC100V
消費電力 450W
外形寸法 430×420×132(mm) WxDxH(突起物除く)
質量 14kg 装置本体のみ
Laser安全 Class1
  • ※1 距離は、アプローチ用光ファイバーを含む、総長を表します。光コネクタ数や融着数、または測定条件によっては、測定性能(時間、空間分解能、精度)が異なる場合があります。
  • ※2 時間は、測定周期を表します。測定条件によっては応答時間と異なる場合があります。
  • ※3 空間分解能とは、温度/歪みの変化を捉える光ファイバーの測定単位長を表します。応答距離に相当します。
  • ※4 ε(イプシロン)は、光ファイバーの長さに対する伸びの比率を表します。

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