2024年2月8日
OKIは本日、技術広報誌「OKIテクニカルレビュー(注1)」242号を発行しました。今回の特集テーマは「未来に向けて加速するOKIのテクノロジー」です。2023年11月に発表した2031年までの技術戦略をベースに、その主なコンセプトである「エッジプラットフォーム」の高度化に向けた技術を紹介しています。本誌は、当社ウェブサイトで公開しています(2月8日正午公開)。
技術コンセプト「エッジプラットフォーム」
不確実で予測困難な時代と言われる今、わたしたちは気候変動による災害激甚化、少子高齢化に起因する労働力不足、インフラの老朽化など、深刻化する社会課題に直面しています。技術の役割は、豊さの提供からこうした社会課題の解決へと移り、これに伴って技術の特性も変化し、進化のスピードも加速しています。
OKIの技術戦略はこの変化を捉え、中長期の技術革新により社会課題の継続的な解決を実現すべく策定したものです。OKIは、安心・便利な社会インフラを「止まらない/止めない」ための技術・ノウハウ、すなわち長年培ってきたコアコンピタンスである「タフネス」を、未来に向かって持続的に高度化していきます。技術戦略では、タフネスを土台にリアルな現場のエッジデバイスを高度化し、データを繋ぎ結びつけることで提供価値を拡大していく技術コンセプトとして「エッジプラットフォーム」を提唱しました。
本特集においては、技術戦略のうち「エッジプラットフォームを強化する施策」、「五つの注力技術領域」の概要を解説するとともに、エッジプラットフォームを高度化するさまざまな技術や研究をご紹介しています。
本誌の目次は以下のとおりです。
「未来に向けて加速するOKIのテクノロジー」特集号に寄せて
(執行役員 前野 蔵人)
OKIの技術戦略
OKIグループの技術開発の成果や最新の商品について、より分かりやすくお伝えすることを目的に、年2回発行している技術広報誌。1934年1月に「沖電気時報」として創刊。