2023年3月30日
開所式および進出協定式
OKIは、スマートシティ実現に向けた地域社会の課題解決および魅力再発見に寄与する事業創出を目指し、地域戦略拠点「OKI OMUTA BASE」を福岡県大牟田市(市長:関 好孝、以下「大牟田市」)に開設し、2023年4月3日より運用を開始します。これに先立ち3月29日に大牟田市と締結した進出協定に基づき、双方連携して、同市の地域産業の発展と地域経済の振興を目指したイノベーション創出に取り組みます。
OKIは、地域社会が抱えるさまざまな課題解決への貢献を目指す取り組みとして、2017年12月に大牟田市と包括連携協定を締結し、人口減少に伴う地域交通課題の解決、河川等の浸水への新たな対策立案などに連携して取り組んできました。この取り組みをさらに進め、地方自治体の実態やニーズをより身近で把握することで、課題解決や地域の魅力の再発見に向けた事業創出を加速するため、大牟田市イノベーション創出拠点「aurea(アウレア)」(注1)に、新たな地域戦略拠点「OKI OMUTA BASE」を開設しました。
「OKI OMUTA BASE」では、大牟田市での取り組みを地域事業創出のモデルケースとして、九州地方の市町村を中心とした地域への発信、展開に取り組みます。また、分野の垣根を超えた多くの人・企業の交流を促す「aurea」の拠点機能を活用し、産学官金連携のもとでさまざまな企業とのコラボレーションも進めます。さらに、地域の持続的な成長・発展のため、インターンシップ活動などを通して、大牟田市や周辺地域に在学/通学する学生を対象としたIT人材育成を支援します。
OKIは、地域社会の課題解決に向けた取り組みにおいて、地域基盤の「変革」、地域社会の「変革」の2つの地域「変革」によるスマートシティ化の支援を目指しています。「OKI OMUTA BASE」は、この変革のために地域のさまざまな企業との連携や商品の活用を進めていくエコシステムのハブとなるものです。「OKI OMUTA BASE」開設により大牟田市との連携をさらに深め、2つの地域「変革」を実現していきます。
協業企業や自治体と意見交換やビジネス検討を行うエリアを居室内に設置
2022年10月、世代を問わずさまざまな分野の人が集い交流し新たな連携やチャレンジでイノベーション創出につなげていく新たなまちの拠点となる場所として開設。アウレアはラテン語で光り輝く黄金の意であり、1936年以来、大牟田市の「黄金期」経済を支え続けてきた商工会議所への敬意と、大牟田に活況を与え続けてくれる「年金通り」に感謝の意を表して名付けられた。また、ここで希少(レア)な人たちが出会う(アウ)ことの願いも含んでいる。