2022年4月6日
OKIコムエコーズ設立式の様子
OKIは、2021年12月に発表した海洋音響関連事業子会社2社の合併を完了し、2022年4月1日に「株式会社OKIコムエコーズ」(社長:大塚竜治、所在地:静岡県沼津市)を設立しました。
海洋に代表される厳しい環境で動作する機器の設計・製造・販売・保守を主に手掛け、ラギダイズ技術(注1)に強みを持つ静岡沖電気株式会社と、国内唯一の水中音響計測施設「固定式計測バージ」を持ち、海洋機器の計測・試験・コンサルなど海洋計測エンジニアリング技術に強みを持つ株式会社オキシーテックの統合により、特機システム事業(注2)における海洋音響関連事業の拡大を図ります。
新会社OKIコムエコーズは、両社の強みを最大限に活かし、海洋音響・船舶などに関連するお客様の多様なご要望にワンストップでお応えするとともに、ラギダイズ技術・音響技術をコアに地球温暖化対策や海洋資源開発に貢献する会社として、海洋資源の保全、海洋データの収集および海洋事業者に向けたインフラ活用サービスなど新たな事業を展開していきます。多様なプレイヤーと共創しながら、海洋開発支援・エンジニアリング分野および船舶・民間特機分野における販売力と商品力を強化してまいります。
ラギダイズは「丈夫な、ゴツゴツした」を意味するruggedの動詞形。製品やシステムに、耐熱や耐寒、防水、防塵、耐衝撃といった耐環境性を付与する技術。
ソリューションシステム事業のパブリックソリューション領域で、OKIが防衛関連事業で長年培った海洋・音響などさまざまな特徴ある技術を民間事業に適用し、その成果をさらに防衛事業にフィードバックすることで、防衛および民間のお客様の課題解決を担う事業。