CenterStage NX3200
(SBC:Session Border Controller)
CenterStage NX3200(以下、NX3200)は、NGN(次世代ネットワーク)における通信事業者間の相互接続や業界初のキャリアグレード各種機能(SIP-ALG等)を搭載した通信事業者向けNGN IMS対応セッションボーダーコントローラー(SBC:Session Border Controller)です。
通信事業者向けの次世代通信機器の業界標準規格であるOKI ATCAプラットフォーム およびOKI独自開発の高信頼性ミドルウェアCenterStage HAPF の組合せによる稼動率99.9999%の高可用性、低遅延かつワイヤレート相当の高速転送性能、同時接続最大4万コールに到達する大規模なセッション制御性能、音声・映像のコーデック変換機能等の将来の機能収容へ向けた柔軟な拡張性など、NGNで求められるハイレベルの可用性・性能を実現しています。
またNX3200はIMS(IP Multimedia Subsystem)のコンポーネントとして、シグナリングに関わる網間接続機能をつかさどるIBCF(Interconnect Border Control Function)と、トランスポートに関わる網間接続機能をつかさどるTrGW(Translation Gateway)で規定されている機能を実装しています。
Voice/Video両者を意識した同時セッション数の大規模化
交換機レベルの高信頼性(99.9999%)
ネットワークプロセッサによるプログラマブル性(機能追加の柔軟性)により、様々な要求へ対応
移動網や固定網で利用されている様々な音声コーデック間や映像コーデック間を同時に大容量で通信可能とし、異なる通信事業者間のスムーズな相互接続を実現します。
OKIが長年にわたり培ってきた呼処理技術を利用して、大容量のSIPメッセージを効率的に処理することで、異なる通信事業者の通信方式の差分を吸収し、スムーズな相互接続を可能とします。