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コラム2024年02月28日

施工・現場管理が抱える課題とは?デジタル化を推進するOKIのクラウドサービス「TerioCloud」の魅力

建設業や設備工事業の現場では、図面をはじめ、書類・仕様書・報告書・現場写真などの情報共有が欠かせません。しかし、紙データによる情報の管理・保存によって、最新の情報がわからなくなってしまう他、誤った情報を正として施工を進めてしまうなどのトラブルの元に。今回は、このような施工・現場管理の悩みを解消するOKIの図面管理クラウドサービス「TerioCloud」の魅力をご紹介します。

目次

建設業や設備工事業の情報管理は紙ベース?

ここでは、建設業や設備工事業の現場で行われている情報管理の方法についてご紹介します。

現場の情報管理の重要性

建築業や設備工事業の現場では、図面をはじめ、書類・仕様書・報告書・現場写真などの情報がやりとりされています。これらの情報は、施工を正しく進めたり、関係者間の認識を合わせたりするのに欠かせない要素。情報の齟齬が生まれないように、正しく管理・共有することが重要です。

現場の情報管理の方法は?

建築業や設備工事業の現場では、現在でも紙ベースの情報管理が行われています。図面を例にすると、以下のような管理・共有方法が一般的です。

【図面のデータ管理・共有方法の例】
・紙の図面をファイリングする
・紙の図面をスキャンしてデータ化する
・CAD図面を社内サーバーで共有する

ここでは一例として図面のデータ管理・共有方法をご紹介しましたが、書類・仕様書・報告書・現場写真などでも同様の方法が採用されているケースがあります。このような紙ベースの方法は、管理業務の負担につながっている他、トラブルの元にもなっています。

施工・現場管理の課題とは?紙データが業務効率の低下を招く

現場では、図面・書類・仕様書・報告書・現場写真など、毎日膨大な量の情報がやりとりされます。すべて紙ベースで管理している場合、たとえば製品ロットや顧客ごとに仕分けをしてファイリングするなど、管理・保存が複雑になります。また、このような情報共有・管理の不具合が、以下のようなトラブルの原因になっている点も見逃せません。

・過去に作成済みのデータが保存されておらず、同じデータを再度作成してしまった
・データのバージョン管理が不十分で、外注先に間違ったデータを渡してしまった
・最新のデータがわからず、過去のデータで施工を進めてしまった
・部門間の情報共有が不十分で現場の状況が不透明。データ修正などの手戻りが頻繁に発生した
・図面との紐づけ・選別・整理など、現場写真の整理に非常に時間がかかる

紙データによる情報管理は、これらのトラブルを招き、業務効率の低下を引き起こします。このような課題を解消するソリューションとして考えられるのが、管理のデジタル化です。次の項目で、OKIが提案するソリューション、図面管理クラウドサービス「TerioCloud」についてご紹介します。

OKIの図面管理クラウドサービス「TerioCloud」とは?

ここからは、OKIの図面管理クラウドサービス「TerioCloud」についてご紹介します。

図面管理クラウドサービス「TerioCloud」の概要

「TerioCloud」は、建築業や設備工事業などの図面を扱う現場から「紙図面」をなくすことを目的に開発されたサービスです。図面をデジタル化しモバイル端末で管理・共有することで、施工・現場管理の課題となっている業務効率化を実現。紙データを起因としたトラブルの予防にも役立てられます。なお、図面管理がメインとなっていますが、書類・仕様書・報告書・現場写真など、その他のデータ管理にも活用できます。

図面管理クラウドサービス「TerioCloud」の特長/魅力

「TerioCloud」の特長は、「PDF・TIFF・CADデータ・Office文書」など、多種多様なデータを登録するだけで、紙図面と同じクオリティのPDFやTIFFのデジタル図面を作成できるという点です。また、モバイル端末(iPad/iPhone)でデジタルデータを管理し、外出先からデータを閲覧・加筆・修正することもできます。これにより、以下の図のように情報の流れを整え、紙データで発生していた「情報共有・管理の不具合」を解消します。

「TerioCloud」でできることを具体的にまとめると以下のようになります。「情報共有・管理の不具合」を解消できる他、さまざまな業務効率化を実現できます。

持ち歩く
モバイル端末に大量の大判図面データやドキュメントを入れてスマートに持ち運ぶことができます。もちろん、いつでもどこでも閲覧できます。

見る
紙図面を開くようにモバイル端末上で大判図面データを高速ビューイング。拡大縮小が早くキレイに表示され、大判図面データの見たいポイントをすぐに確認できます。

書く
マーカー・フリーハンド・文字入力など、多彩な電子加筆機能を搭載。紙図面に記入するイメージそのままの運用が可能です。また、記入者と日付も記録します。

撮る
図面データ上のポイントをタップして、モバイル端末の内蔵カメラで写真を撮影。図面データと現場で撮影した画像を簡単にリンクできます。

伝える
メモや写真などで図面を更新すると、モバイル端末から指定したメンバーに自動でメールを発信。すぐに情報伝達・共有ができます。

報告する
現場で撮影した写真・検査記録を写真帳・報告書出力を使って簡単に提出でき、帳票作成業務の作業時間を削減に役立てられます。

これらの「TerioCloud」の活用シーンは、以下の動画から確認できます。「TerioCloud」の魅力をもっと詳しく知りたいという方はぜひ確認してみてください。

まとめ

紙データによる情報管理は、現場の業務効率を低下させるだけでなく、さまざまなトラブルの原因となっています。このような課題の解消には、紙データからデジタルへの移行が最適解になりえます。紙データによる施工・現場管理の負担を感じられている方は、ぜひ「TerioCloud」の導入を検討してみてください。

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