COLUMN

コラム
コラム2024年02月15日

セルフ化・省人化で店舗が抱える課題を解説!OKIが提案する「店舗サービスセルフ化」への取り組みとは?

少子高齢化による労働力不足や働き方改革による勤務時間の減少など、店舗を取り巻く環境が劇的に変化しています。今回は店舗を取り巻く環境の変化や課題の他、OKIが提案する「店舗サービスセルフ化」についてご紹介します。

目次

店舗を取り巻く環境と課題は?

まずは、店舗を取り巻く環境の変化や課題についてご紹介します。

労働力不足

少子高齢化による労働力不足は日本が抱える大きな社会課題のひとつです。この影響を受けているのが「金融機関・小売業・旅客・製造」などで、国内の多くの店舗が労働力不足を抱えています。人口が減少している地域社会では特に労働力不足が深刻化しています。

デジタル化と減少する現物処理

店舗ではDX化とともに現金などの取り扱いが縮小し、店舗のバックヤード処理から、窓口で取引が完結できるような運営へ注力しつつあります。

収益拡大施策

同業他社などの競合の増加・デジタル化などへの投資・賃金増への対応など、さまざまな対応が求められている中で、店舗を存続させるためには収益を拡大させる必要があります。店舗を取り巻く環境が変化する中で、収益の拡大も同時に行わなければならないことも、現代の店舗が抱える大きな重荷となっています。

システム障害・災害への対応

システム障害が発生すると、社会インフラである流通レジ業務の他、金融取引などの基幹業務がストップします。そのため、デジタル化の推進と同時にシステム障害の予防・対処方法を考える必要があります。また、近年増加している自然災害への対応も求められています。

店舗サービスのセルフ化を実現!OKIが提供する2つの取り組み

店舗が抱えるさまざまな悩みの解決策になるのが、OKIが提供する「フロントシフト」「リカーリングシフト」という2つの取り組みです。それぞれの概要や活用例についてご紹介します。

店舗のフロントで取引が完結できる運用に注力する「フロントシフト」

フロントシフトとは?
フロントシフトとは、店舗の窓口やバックヤードを担当する銀行員や小売店の店員といった「店舗サイドが行っていた処理」をセルフ化や自動化によりお客様サイドに移すことを指します。OKIのメカトロ技術やエッジデバイス/センサーを組み合わせることで、店舗のフロントシフトを実現します。

これらのテクノロジーとAIを活用することで、防犯・セキュリティ面の強化もできる他、リモートでの接客業務を行うこともできます。このようなフロントシフトでセルフ化・省人化を実現でき、限られたスタッフでもサービスレベルを維持できます。

OKIでは、以下のようなデバイス・システムを開発し、さまざまな業種の店舗のフロントシフト化をサポートしています。

【店舗窓口の入出金業務をセルフ化】
金融機関や自治体向けにお客さま自身による現金の入出金が可能なセルフ操作型入出金機を開発しています。

【さまざまな業種で活用される次世代ATM】
行政手続なども可能なマルチサービスを提供する次世代ATM開発に取り組んでいます。

【リモート接客システムの構築】
金融機関向けに遠隔相談でのリモート接客が増えています。業務で必要となる書画カメラなどのデバイス拡張や、グループ着信機能により複数業務へ対応可能となっております。

店舗設備の丸ごとアウトソーシングでコア業務へ集中できる環境を実現する「リカーリングシフト」

リカーリングシフトとは?
リカーリングシフトとは、店舗の機器・設備の提供とBPO(ビジネスプロセスサービス)を組み合わせてサービスとして提供するモデルにシフトすることです。店舗の機器や設備の管理などのバックヤード業務を丸ごとアウトソーシングすることで、スタッフが接客などのコア業務に集中できる他、業務負担を軽減させる効果もあります。

また、さらなる便利を提供するため、行政・広告など、優良な外部サービスとの連携により、新サービスを早期実現し、新しい収益を生み出すことができます。OKIでは、このような店舗のリカーリングシフトをサポートするサービスを提供しています。実際の取り組み例としては以下があります。

【店舗機器・設備管理のアウトソーシング】
ATMの運用受託で培ったノウハウを活かし、店舗出店企画や機器調達の他、設備の運用保守・入れ替えなどのアウトソーシングを受託しています。

【カメラ・センサー・AIなどのテクノロジーによる店舗の見える化】
複数のデバイスによる店舗の見える化を実現。稼働状況を遠隔から確認できる他、トラブルや災害時の早期対応が可能になります。無人店舗のセキュリティや防犯システムなどに活用できます。

【外部サービスとの連携を支援】
行政・広告・窓口サービスなどの優良な外部サービスとの連携をサポート。早期導入が可能な環境を提供し、多くの店舗の利益拡大に貢献しています。

まとめ:OKIの目指す店舗サービスのセルフ化とは?

これからの店舗運営は、労働力不足への対応や収益拡大への取り組みが重要になります。そのためには、店舗運営のセルフ化・省人化と新たな収益源となるサービス拡大が必要です。OKIは、自動化/セルフ化による業務のフロントシフト、店舗の機器/設備管理等をアウトソーシングするリカーリングシフト、さらに新サービスを容易に導入できる環境のご提供を推進します。

なお、今回ご紹介したOKIが提供する「店舗サービスのセルフ化」のサポートする取り組みは以下の動画からも確認できます。より詳しくサービスを知りたいという方は、ぜひ以下のリンクから確認してください。また、OKIのサービスをリアルに体験したいという方は、ぜひショールームへの来場をご検討してみてください。

編集部
OKI STYLE SQUARE VIRTUAL編集部 金融・流通・運輸担当
労働力減少・デジタル技術の発展により、企業とお客様との接点となる店舗や駅などの姿が大きく変化しています。金融・流通・運輸市場の専門家を交えたメンバーが、企業がこの変化に対応していくヒントになる情報をお届けします。
この記事をシェア

PICK UP

TAG

キーワードから探す

RELATED ARTICLES

関連記事

CONTACT

OKI Style Squareに関するご相談・
お問い合わせはこちら

TOP
TOPへ