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コラム2024年02月09日

労働力不足と技術継承問題を解消!OKIの「高度遠隔運用」によるイノベーションとは?

労働力不足や技術継承に関する課題は、さまざまな業界が抱える大きな問題となっています。さらに、これらの問題が複雑に絡み合うことで、現場のDX化が難航しています。このような課題の解決策になるのが、「多種多様なエッジ端末・デバイスを連携し、遠隔監視・制御・運用」を可能にする「高度遠隔運用」の技術です。今回は、OKIが提案する「高度遠隔運用」についてご紹介します。

目次

労働力不足と技術継承問題がDX化の足かせに

まずは、現在の現場が抱える課題についてご紹介します。

労働力不足・技術継承問題とは?

少子高齢化により、労働者の高齢化・若手の労働者の減少が進行。労働力不足が深刻な社会課題となっています。また、この問題は、熟練の技術者が若手に技術継承をできない状況も生み出しています。

労働力不足・技術継承問題がDX化を遅らせている理由は?

労働力不足と技術継承問題が複雑に絡み合い、現場は深刻な人材不足に陥っています。通常の業務を遂行することが厳しい現場も多くあり、このような環境ではDX化を推進する余裕がありません。労働力不足・技術継承問題は、DX化を遅らせる原因にもなっているのです。

労働力不足・技術継承問題を改善する「高度遠隔運用」とは?

現場が抱える労働力不足・技術継承問題に対して、OKIが提案するのが「高度遠隔運用」です。では、「高度遠隔運用」とはどのような技術なのかについてご紹介します。

高度遠隔運用とは?

「高度遠隔運用」とは、多種多様なエッジ端末・デバイスを連携する通信・制御モジュール「ROMBOX®」と、現場業務を遠隔から見える化・制御できる統合運用環境「REMOWAY™」を組み合わせた、新しい運用体制を指します。このような運用体制を構築することで、遠隔から現場を監視することが可能になり、品質確保・省人化・効率化を実現します。

高度遠隔運用技術の活用方法

高度遠隔運用の活用方法としては、以下のようなシーンが想定されます。

警備
「遠隔から指示や現場と映像通話を行える自動巡回ロボット」「カメラによる画像AI検知と警備員への自動通知・自動対応」これらを組み合わせることで、警備業務の省人化・効率化が実現します。

清掃
清掃ロボットの稼働状況の見える化。ロボットの稼働状況を踏まえた最適な運用計画を作成できる他、コスト対効果の明確化にも貢献します。

設備管理
3次元マップと設備ログ情報の組み合わせにより、設備を遠隔監視・リモート点検業務での現場や管理者にて設備状況を共有します。また、点検後の改修工事にて改修箇所の共有を3次元上で実施し、危険個所や手順の共有を3次元上で実施することで安全かつ効率的な業務遂行を行います。

「ROMBOX®」と「REMOWAY™」を組み合わせた「高度遠隔運用」の特徴は、ロボットの巡回中に何か問題が発生した場合、「次に取るべきアクションを複数提示できる」という点です。ロボット単体ではできない高度な機能を実装しており、業務の品質を維持したまま、省人化・効率化を実現します。

まとめ:OKIの目指す高度遠隔運用によるイノベーションとは?

OKIでは、異なる業種や業務を一元的に遠隔管理できるソリューションの実現を目指しています。現在は、「警備・施設管理・製造」といった業界への提案がメインですが、将来的には「商業施設・運送/倉庫・道路工事」などなど、国内外のさまざまな業務の最適化を支援するソリューションとして展開する予定です。「ROMBOX®」と「REMOWAY™」を組み合わせた「高度遠隔運用」によって、深刻な社会課題となっている労働力不足・技術継承問題の解決に取り組んでいきます。

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