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コラム2024年01月26日

安心・便利な社会インフラを実現! OKIが提供するソリューションとは?

社会インフラは、安心・便利な社会の実現に欠かせない要素です。しかし、労働力不足・世代間の分断・インフラの老朽化などの問題が折り重なり、社会インフラの安全性が脅かされています。今回は、現代の社会インフラが抱える課題と、それに対してOKIが提供するソリューションについてご紹介します。

目次

現代の社会インフラが抱える課題とは?

現代の社会インフラが抱える課題について解説します。

少子高齢化の進行・世代間の分断

深刻な少子高齢化は、社会インフラにも大きな悪影響を与えています。代表的なのは、高齢者人口の増加に介護施設などのサービスが追い付いていない点。年々増え続ける要介護の高齢者を受け入れる施設が十分ではなく、まだ具体的な解決策が見いだせていない状況です。

地域社会の世代間の分断

郊外の若者が都心部に流出する世代間の分断も起こっており、地域社会に高齢者が孤立しやすいという問題もあります。若い働き手が不足しており、社会インフラを維持することが難しくなっているのです。

地域社会の労働力不足

上述した若者の流出によって、地域社会の労働力が不足しています。その結果、社会に不可欠な電気・ガス・水道・鉄道・道路・トンネルや橋などのインフラを維持・管理するのが難しくなっています。

災害による橋・トンネルなどの老朽化や生命・文化財の損失

近年増加する自然災害も社会インフラに大きな悪影響を与えています。特に深刻なのが、道路・橋・トンネルなどの老朽化です。これらのインフラは、経年劣化に合わせて、地震・台風・洪水・大雪・火災などの災害によって大きなダメージを受けており、中には維持が難しい状態に陥っているものがあります。また、自然災害によって文化財が損失してしまうケースも増えています。

OKIが取り組む安心・安全な社会インフラのためのソリューションとは

上述した課題に対して、OKIは安心・安全な社会インフラを実現するため取り組みを行っています。ここでは、社会インフラの課題を解決するソリューションの一部をご紹介します。

自動運転を支えるV2I(Vehicle to Infrastructure)の導入

V2Iソリューションとは、路側センサーやコネクテッドカーの車載センサーなどから検知した道路の情報をエッジコンピューターで解析し、警報情報として後続車両へスピーディーに提供するソリューションです。道路上の変化や危険を迅速に後続車両に伝えることで、「交通事故の削減」や「安心・安全・快適な自動運転社会の実現」を目指しています。

光ファイバーセンサーを活用した予防防災ソリューション

予防防災ソリューションとは、建物内の温度上昇を早期に検知できる光ファイバーセンサーを活用したシステムです。温度上昇の他、火災検知やその位置の特定を迅速かつ正確に行え、防火対策に役立てることができます。将来的には、文化財保護のほか、発電所や化学工場等の異常温度の早期・未然検知による火災被害ゼロの実現を目指しています。

流域全体の情報を共有する河川監視モニタリング

河川監視モニタリングとは、水位計やカメラを活用した水位センシング技術です。河川に設置することで、水位・気象等の関連情報を一元化し、治水対策を効率化するのに有効活用できます。河川情報を一元管理することで流域に係る自治体間での情報共有をスムーズにするなど、緊急時の迅速な対応の一助を目指しています。

鉄道運行の安全を支える鉄道沿線モニタリング

鉄道沿線モニタリングとは、電源・配線不要な各種センサーを活用したソリューションです。これらのセンサーを活用することで、橋梁の健全性やのり面崩落など沿線状況を遠隔から常にモニタリングすることができます。沿線状況の常時モニタリングにより、効率的かつ迅速に運行を判断できるシステムを実現し、将来的な鉄道運行の自律化に貢献することを目指しています。

カメラ・センサーによる電力設備の遠隔監視

カメラ・センサーによる電力設備の遠隔監視は、変電所設備や送電鉄塔などの現場設備に設置する遠隔監視システムのことです。電力事業者の現場設備に遠隔監視システムを整備することで、調査・点検作業の大幅な負担削減を図ります。これに加えて、AI活用による異常の自動検知にも取り組み、作業の更なる効率化・高度化に貢献します。

安心安全な介護を支援する高齢者見守りソリューション

高齢者見守りソリューションとは、高齢者の在床・離床といった状態を遠隔から把握できる「Watch Over Smart」を活用したシステムです。このシステムで、職員と入居者が安心できる新たな見守りの実現を目指している他、在宅高齢者のご家族など、介護に関わるすべての人に安心を届けます。

まとめ:OKIの目指す社会インフラとは

安心・安全な社会インフラを脅かす、さまざまな課題が積み重なっている現代。深刻な自然災害や労働力不足、新しい技術の実用化、コミュニケーションの進化などに対応する、新しい社会インフラの実現が求められています。今回ご紹介したように、OKIではこのような社会課題を解決するさまざまなソリューションを提案し、安全・安心に楽しく暮らせる地域社会づくりに貢献します。

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