環境データ
OKIグループは、環境データシステムを活用し、グループ全体における環境関連データを体系的に収集・管理するとともに、透明性の高い情報開示に努めています。
また、温室効果ガス排出量(スコープ1、スコープ2およびスコープ3)をはじめとする主要な環境パフォーマンスデータについては、第三者による検証を受審し、データの信頼性確保にも取り組んでいます。
第三者検証結果
| 検証内容 | 検証範囲 | 対象年度 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 温室効果ガス排出量 | スコープ1およびスコープ2、エネルギー消費量、スコープ3 | 2024年度 | 検証意見書[336KB] |
都道府県条例による環境対策計画書
各都道府県の環境対策に係る条例に基づき、当社の事業所より提出した計画書を公表しています。
| 都道府県 | 計画・報告書名 | 対象年度 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 埼玉 | 地球温暖化対策計画・実施状況報告 | 2023年度 | 計画・報告書[800KB] |
マテリアルバランス
環境負荷の全体像としてライフサイクルの視点でマテリアルバランスを示しています。
2025年度
※2:輸送についてはINPUT/OUTPUTとも、社有車は事業活動側に計上し、スコープ1の概念と合わせています。
※3:リサイクル率= 1 - 最終処分量 ÷ 使用済み製品取扱量
温室効果ガス排出量
バリューチェーン全体の基準年度および直近3年間の温室効果ガス排出量です。
| カテゴリー | 基準年 (2020年度) |
CO2排出量(単位:t-CO2) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||||
| スコープ1 | 自社での燃料の使用や工業プロセスによる直接排出 | 9,760 | 8,290 | 7,960 | 7,170 | |
| スコープ2 | 自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出 | 68,700 | 51,800 | 46,400 | 43,800 | |
| スコープ1+2 合計 | 78,500 | 60,100 | 54,400 | 51,000 | ||
| スコープ3(上流) | 1 | 購入した製品・サービス(調達先における製造工程に伴う間接排出) | 714,000 | 765,000 | 855,000 | 826,000 |
| 2 | 資本財 | 39,400 | 43,800 | 50,400 | 43,200 | |
| 3 | スコープ1、2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 | 12,700 | 10,500 | 9,760 | 9,230 | |
| 4 | 輸送、配送(上流) | 51,500 | 51,200 | 53,900 | 41,900 | |
| 5 | 事業から出る廃棄物 | 2,580 | 2,880 | 2,650 | 2,530 | |
| 6 | 出張 | 4,210 | 8,610 | 10,800 | 12,100 | |
| 7 | 雇用者の通勤 | 7,180 | 6,870 | 6,680 | 5,600 | |
| 8 | リース資産(上流) | 677 | 530 | 488 | 369 | |
| スコープ3(下流) | 9 | 輸送、配送(下流) | 6,720 | 8,050 | 5,310 | 5,050 |
| 10 | 販売した製品の加工 | 31,000 | 39,200 | 35,000 | 33,300 | |
| 11 | 販売した製品の使用 | 695,000 | 627,000 | 738,000 | 587,000 | |
| 12 | 販売した製品の廃棄 | 24,600 | 18,100 | 18,800 | 16,100 | |
| 13 | リース資産(下流) | - | - | - | - | |
| 14 | フランチャイズ | - | - | - | - | |
| 15 | 投資 | - | - | - | - | |
| スコープ3 合計 | 1,590,000 | 1,580,000 | 1,790,000 | 1,580,000 | ||
| スコープ1+2+3 合計 | 1,670,000 | 1,640,000 | 1,840,000 | 1,630,000 | ||
※過去の数値は第三者検証機関の指摘に基づき修正しています。
算出方法
| カテゴリー | 算出方法 | |
|---|---|---|
| スコープ1 | エネルギー使用量×エネルギー種類別排出原単位 | |
| 日本の「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」と「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ)」に基づき、エネルギーの種類ごとにエネルギー使用量を算定し、CO2排出係数を乗じてCO2排出量を算定。都市ガスについては、各事業者が公表しているCO2排出係数を適用。 | ||
| スコープ2 | 電力使用量×排出原単位+購入蒸気量×排出原単位 | |
| 電力使用由来のCO2排出量に用いた温室効果ガス排出係数は以下を使用: 国内:環境省・経済産業省「電気事業者別排出係数」 海外:IEA Emission factors 購入した蒸気については、スコープ1と同様。 |
||
| スコープ3 上流 |
1 | 原材料・資材の調達金額×品目別排出原単位 |
| 2 | 購入した資本財に関する設備投資の金額×品目別排出原単位 | |
| 3 | 電力、および、蒸気・冷水・温水使用量×排出原単位 | |
| 4 | 輸送手段別運送費×輸送手段別排出原単位 | |
| 5 | 廃棄物処理・リサイクル委託(量)×排出原単位 | |
| 6 | 旅費交通費および出張宿泊数×排出原単位 | |
| 7 | 従業員数×勤務日数×(勤務形態・都市区分別)排出原単位 | |
| 8 | リース資産におけるエネルギー種別の消費量 × エネルギー種別の排出原単位 (OKIグループが賃借(リース)しているデータセンターに限定。) |
|
| スコープ3 下流 |
9 | 後工程輸送費用×排出原単位 ※EMS(製造請負)事業による製造品のみを対象とする |
| 10 | 中間製品の販売額×排出原単位 | |
| 11 | 製品の想定耐用年数×年間消費電力×販売台数×排出原単位 | |
| 12 | 販売製品の廃棄物種類・処理方法別の重量×排出原単位 | |
| 13 | 対象外としています。 (OKIグループでは、賃貸事業を行っていないため。) |
|
| 14 | 対象外としています。 (OKIグループでは、フランチャイズ事業を行っていないため。) |
|
| 15 | 対象外としています。 (OKIグループの産業カテゴリーは製造業であり、投資は行っていないため。) |
|
算定範囲:有価証券報告書記載の連結対象範囲(政策保有株式会社を除く)
連結方法:財務管理
使用しているスコープ3の排出原単位:
国内:『サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース』
海外:『IDEA(Inventory Database for Environmental Analysis)』、『IEA Emission factors』
エネルギー使用量とCO2削減量
OKIグループ 事業活動にともなうCO2排出量とエネルギー使用量
CO2排出量と原単位(売上高当たりのCO2排出量)の推移
事業活動にともなうCO2排出量は減少傾向にあります。折れ線は売上高原単位です。
事業活動に伴うエネルギー使用量と再エネ導入率の推移
2025年度のエネルギー使用量は目標クリア(前年度比5%削減)、再エネ導入率は17.5%でした。
廃棄物と資源循環
OKIグループでは、廃棄物全体の再資源化率(※1)について、2014年度から2018年度の水準である84%を維持することを目標に掲げています。
2025年度
- 廃棄物総発生量は前年比98%
- 廃棄物全体の再資源化率は目標クリア
- 資源廃棄率の監視を継続中
再資源化の推進
2025年度の再資源化率は87%でした。
※1:再資源化率:(有価売却量 + 委託先再資源化量) ÷ (有価売却量 + 廃棄委託量)
プラスチックの資源循環に関する取り組み
OKIグループでは、廃プラスチックにおいても、廃棄物全体の取り組みと同様、再資源化率の維持を目標に掲げています。
2024年度の廃ブラスチック再資源化率は、84%でした。
廃プラスチックの再資源化率
廃プラスチックの廃棄委託量と再資源化率、過去5年間の推移です。
2025年度の再資源化率は87%となりました。
プラスチックの廃棄抑制、再資源化に向けた活動
資源廃棄率
資源の効率的な利用状況を確認するため、資源廃棄率の分析を行っています。
2013年度の19%を基準に監視しており、2025年度の資源廃棄率の改善率は33%でした。
ISO14001統合認証全工場拠点における、過去3年間の原材料投入量
| 資源分類 | 単位 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|---|
| 油系 | t | 649 | 455 | 455 |
| プラ系 | t | 3,210 | 2,560 | 3,110 |
| 金属系 | t | 9,700 | 7,850 | 9,620 |
| 資源投入量 | t | 13,600 | 10,900 | 13,200 |
危険廃棄物
2023年度より危険廃棄物発生量の集計をしています。
使用済み製品のリサイクル
OKIおよびOKIクロステックは、環境省より2006年6月に取得した産業廃棄物広域認定制度を積極的に活用し、使用済み製品のリサイクルに取り組んでいます。
2025年度のリサイクル量は1,780トン、リサイクル率は93.7%となりました。
水の使用量・排水量
国内の生産拠点における水利用の例として、生産工程で使用した水は薬品を用いて中和・無害化処理を行った上で排水します。
過去3年間の使用量および排水量(排水先)を示しています。
| 使用量[物量(m3)] | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|
| 市水 | 434,200 | 411,800 | 419,100 |
| 井戸水(=湧水・地下水) | 897,400 | 910,000 | 930,200 |
| 工業用水 | 328,100 | 302,900 | 259,500 |
| 川、湖、自然の池からの地表水に由来する水の使用量 | 0 | 0 | 0 |
| 採石場の水に由来する水の使用量 | 0 | 0 | 0 |
| 外部廃水に由来する水の使用量 | 0 | 0 | 0 |
| 収集された雨水に由来する水の使用量 | 0 | 0 | 0 |
| 海水、海または海から抽出された水の使用量 | 0 | 0 | 0 |
| 由来不明の水 | 0 | 0 | 0 |
| 合計 | 1,660,000 | 1,625,000 | 1,609,000 |
| 排水量[物量(m3)] | |||
| 下水道への排水量 | 355,500 | 319,100 | 300,200 |
| 海洋への直接排水量 | 0 | 0 | 0 |
| 河川や湖沼への直接排水量 | 1,133,000 | 1,123,000 | 1,160,000 |
| 地下や井戸への排水量 | 0 | 0 | 0 |
| 水のリサイクル量 | 3,600 | 3,600 | 3,600 |
| 合計 | 1,492,000 | 1,446,000 | 1,464,000 |
| 削減量 | -101,100 | -35,000 | -16,000 |
| 削減率(目標:前年度比0.2%) | 5.7% | 2.1% | 1.0% |
| 再利用率 | 0.22% | 0.22% | 0.22% |
| 水使用量10万m3以上/年の拠点比率 | 26.1% | 26.1% | 26.3% |
| 水使用量原単位の推移 | 0.254 | 0.278 | 0.262 |
化学物質使用量・排出量
生産活動で使用される化学物質の管理
OKIグループでは、環境保全に貢献するため、環境への影響が少ない化学物質への代替や使用量の抑制に努めています。国内の生産拠点における大気に放出される化学物質は、組立工場で部品などの洗浄に用いる溶剤に含まれる揮発性有機化合物(VOC)がほとんどです。OKIグループでは、揮発性有機化合物(VOC)およびPRTR法で指定された物質に限定して管理するとともに、環境への影響が少ない化学物質への代替や使用量の削減に努めています。
化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)に関連する化学物質取扱量
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||
|---|---|---|---|---|
| 取扱量 | 365,000 | 316,000 | 382,000 | |
| 排出量 | 大気 | 8,960 | 8,120 | 7,610 |
| 公共用水域 | 212 | 137 | 194 | |
| 事業所内土壌 | 0 | 0 | 0 | |
| 移動量 | 下水道への移動 | 36 | 25 | 22 |
| 事業所外持出(製品) | 13,200 | 18,000 | 21,900 | |
| 事業所外持出(廃棄物) | 20,500 | 18,100 | 20,800 | |