資源循環
基本的な考え方
OKIグループは、マテリアリティの一つである「事業活動を通じた環境負荷低減」の実現に向け、自社拠点および製品ライフサイクル全体における資源循環の推進を重要な課題と位置付けています。シナリオ分析を踏まえたリスク・機会への対応として、廃棄物の削減およびリサイクルの推進を通じ、限りある資源の有効活用と環境負荷の低減に継続的に取り組んでいます。
また、廃棄物の発生抑制、再使用、再資源化を段階的に進めることが、資源循環の実現において重要であると考えています。製品・部材のリユースおよびリサイクルを推進し、サーキュラーエコノミー社会の実現に貢献していきます。
シナリオ分析を踏まえたリスク・機会の管理
| カテゴリー | 想定する事象 | リスク・機会 | 将来の財務への影響 | 時間軸 | リスク・機会プロセスへの対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| 資源循環 | 海洋プラスチック、マイクロプラスチック対応の法令強化 | リスク | 拠点:廃棄物処理費用の高騰、処分業者による引き取り拒否 | 中期 | 拠点:廃棄物削減 プラスチック梱包材のリユース 金属素材からの採取率向上による廃棄率削減 |
| 商品:資源の枯渇リスク、部材の供給不足リスク | 中期 | 商品:広域認定処理制度を活用した使用済み製品からの部品回収収とリユース | |||
| 機会 | 商品:省資源製品やリサイクルサービスの需要拡大 | 中期 | 商品:お客様設備の長寿命化ソリューションの提供、広域認定処理制度を活用した使用済み製品回収によるお客様負担の軽減 |
目標と実績
2026年度から2028年度における活動項目です。
※1:(有価売却量+依託先再資源化量)÷(有価売却量+廃棄委託量)
※2:再資源化量 ÷ 廃棄物量
取組み事例
OKIグループでは、廃棄物発生量の抑制に向けて、購入量の適正化を基本とし、生産管理システムの活用や運用ルールの徹底を通じて、計画的かつ効率的な資源利用を推進しています。また、生産現場では歩留まり向上に継続して取り組み、投入資源の無駄のない使用に努めています。発生した不要物については、有価売却や再資源化が可能なリサイクルベンダーへの委託を行い、資源の有効活用を図っています。
さらに、環境省の「広域認定制度」を活用し、使用済み製品の回収・再資源化を促進しています。使用済みのATMなどの金融端末については、本体からユニットやセンサーなどの部材を取り外し、定期保守用部材として再利用することで資源の有効活用を進めています。また、プリンターなどの情報機器についてはトナーカートリッジのリユースを推進しています。リユースが困難な使用済み製品についても、素材レベルでのリサイクルを強化しています。
今後も、使用済み製品のリサイクル率90%以上の維持を目標に、資源循環の取り組みを継続的に強化してまいります。