塾長コラム「Yume塾便り」第63回
新イノベーション・ルーム Yume ST TAKASAKIオープン!
~全員参加型のイノベーション加速に向けての場の構築と活用~

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2021年度上期にOKIのモノづくりの中心地である高崎事業所に新たなイノベーション・ルームYume ST TAKASAKIがオープンしました。2021年10月18日(月)に、OKI Innovation World 2021において、メイン会場の渋谷QWSとYume ST TAKASAKIをオンライン接続しリアルタイム中継を行い、全国へお披露目しました。
そこで今回はYume ST TAKASAKIについて、設置の目的と概要、主な使い方をご紹介します。
OKIのモノづくり拠点の中心地 高崎にイノベーション・ルームを設置
高崎事業所は、OKIのモノづくり拠点の中心地です。その高崎に「OKIのハードウェアを創出する場」というコンセプトのもとにイノベーション・ルームYume ST TAKASAKIを設置しました。“ここに来れば何かが生まれる“という思いを込めて、床には技術や情報、開発者の思いが交じり合う様を多彩な色で表現したフィールズ(fields:畑)を配置し、天井にはフィールズから生まれたイノベーションという芽が無限に広がっていく青い空を表現した空間となっております。Yume ST TAKASAKIから創造されるイノベーションに期待してください。
さて、Yume ST TAKASAKIには様々な設備が準備されております。
虎ノ門のYume ST TORANOMONおよび全国のショールーム(OKI Style Square)や工場、各拠点を結ぶ為の充実したネットワーク環境、壁一面に配置した広いホワイトボード、複数のプロジェクター、大型ディスプレイの連携により、自由な組み合わせで創造的なディスカッションが可能です。また、感染症対策にも配慮し密にならないようなフリーレイアウトが可能です。
これらの設備を活用し、イノベーション研修、お客様との共創による新規事業開発、遠隔での技術教育、業務革新の検討など、オンラインでのリモートワークショップ、リアルなミーティング、さらにはオンライン×リアルのハイブリッドな打合せや研修で活用していきます。

OKI Innovation World 2021でYume ST TAKASAKIをお披露目!
2021年10月18日(月)には、OKI Innovation World(OIW)において、メイン会場の渋谷QWS とYume ST TAKASAKIをオンライン接続しリアルタイム中継を行い、全国へお披露目しました。
OIWでは、イノベーティブな取り組みとして研究開発している「遠隔作業支援システム」を紹介しました。現在コロナ禍で対面でのサポート支援が困難な状況下にいる「保守現場にいるカスタマエンジニア」と「遠隔地にいる指導者・熟練者」の両者をバーチャルな環境下にて保守教育を行うデモを紹介しました。詳細はYouTube(※1)でご確認ください。
※1 https://youtu.be/b-bnv9r_6Z8(OKI公式YouTubeにリンクしています)

(後ろのディスプレイにYume ST TAKASAKIからの参加者を投影)



ARグラス上にバーチャルな「手」を用いて感覚的にわかりやすく相手に伝えます。
Yume ST TAKASAKIは、OKIの共創空間としてモノづくり拠点の高崎から世界中の工場や営業、他の事業所、本社の経営者さらには、お客様とつながる自由な議論の場です。OKIは、社会課題を解決し、「社会の大丈夫をつくっていく。」ために、Yume ST TAKASAKIを最大限活用して参ります。
(2021年10月27日 OKIイノベーション塾 塾長 千村 保文)