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OKIのイノベーション推進プロジェクトYume Pro OKIのイノベーション推進プロジェクトYume Pro

社内文化改革

OKIでは主に3つの柱で社内文化改革を行い、イノベーションが日常的に興る企業を目指しています。

Ⅰ.経営層による文化浸透

経営層による文化浸透として、2つの活動を行っています。

① イノベーション・ダイアログ

社長や副社長など、経営層とランチを取りながら気軽に対話をすることで、イノベーションに関する経営層の考えを直接社員に伝えることを目的として実施しています。全社向け社長講演などでは伝えきれないような、社員個別の悩みに合わせた具体的な想いを伝えることが狙いです。
1回あたり10名程度で実施していますが、毎回共通の話題を持つ人に参加してもらっています。共通の話題として、たとえばYume Proチャレンジの受賞者、イノベーション実践研修の修了者、商品企画のリーダー、20代若手など、幅広く設定しています。テーマを設定することで、経営層と1対Nの質疑応答ではなく、参加者同士の対話もしやすくなります。また参加者は職場に戻って経営層の想いを伝えることで、多くの社員が経営層の考えを共有することを期待しています。
イノベーション・ダイアログは、2018年から途切れることなく年間20~30回程度、実施しています。以前はイノベーションルームYume STに集まり対面で実施していましたが、昨今の事情に応じて、完全オンラインで実施したり、一部の人が集まるハイブリッド型で実施したりしています。オンラインを導入することで、これまで参加しにくかった地方の社員も気軽に参加できるようになり、すそ野を広げることができています。

オンラインでのイノベーション・ダイアログ

② Yume Proフォーラム

全員参加型のイノベーションを推進するために、社内各所で行われているさまざまなイノベーション活動の情報共有を目的として、講演会を実施しています。
以前は、会長やイノベーション責任者が日本各所を訪問して、イノベーションの重要性を説いて回っていましたが、2021年度からは毎回テーマを設定して、各イノベーション活動の責任者の想いを伝えた後に、具体的な活動内容を担当者が解説する構成に変更しました。イノベーションマネジメントシステムの構築状況や、各本部のイノベーションの取り組み方針などを発信しています。
2020年度からオンラインでの発信に変更したこともあり、毎回200名以上の人が聴講しており、ビデオアーカイブのアクセスも増えています。

オンラインでのYume Proフォーラムの様子
Yume Proフォーラムでの宮澤顧問の講演(Yume STからライブ配信の様子)

Ⅱ.社員の実践支援

研修や講演で身につけたイノベーションスキルを発揮し高めていくための「場」の提供も行っています。

① Yume Proチャレンジ

イノベーション研修で学んだYume ProプロセスやBMC(ビジネスモデルキャンバス)を実践する場として社内アイデアコンテストを実施しています。
毎年、100名上の応募がありますが、質と量を向上させるべく、毎年、様々な支援を充実させています。特に2020年度からは、提案アイデア1件1件に加速支援者が伴走し、一緒にアイデアを磨く仕組みを用意しました。また1次審査の条件として想定顧客へのヒアリングを義務付けることで、エビデンスに基づくビジネスモデル磨きの熟度が格段に上がりました。
経営層による最終審査により、大賞や準大賞、特別賞などを選定します。受賞アイデアには引き続き加速支援者が伴走しつつ、イノベーション部門がバックアップしながら事業化を目指します。大賞には約1億円の戦略費をつけ、さまざまな仮説検証や事業シナリオ構築を支援します。将来のOKIを支える事業が生まれ育つことを期待しています。

② Yumeハブ

社内のイノベーション中核メンバーのネットワークを構築し、イノベーション活動のすそ野を広げ、社内文化改革を推進することを目的としています。既にOKIグループ内に100名のYumeハブメンバーが活動しています。2021年度は、各本部に設置したイノベーション関連責任者と連携して、部門ごとのイノベーション課題解決を目指しています。目的工学やIMSの理解を深め、起業家マインドなどを身につけつつ、職場でアセスメントして部門の課題を整理し、各メンバーの活動目標に落としています。Yumeハブ活動を通じて、部門をまたがった地域連携の仕組みを作ったり、アイデア創出活動を後押ししてYume Proチャレンジに応募する風土改善をしたりといった成果が出ています。

③ Yume ST

発想を支援するリアルな「場」としてイノベーションルームを構築しています。新しいことを発想するための、わくわくする空間をコンセプトに、2018年度にYume ST TORANOMONを虎ノ門本社に作り、多くのパートナーとの共創活動やスタジオとして情報発信を行っています。
2021年度にはOKIのモノづくり拠点である高崎地区にYume ST TAKASAKIをオープンしました。コロナ禍でリアルに集まることが難しいことから、オンライン/ハイブリッドでの活用を進めています。

Ⅲ.イノベーション研修

「全員参加型イノベーション」の実現に向けて、OKIグループの全社員を対象にイノベーション研修を実施しています。
 イノベーション研修は、基礎から実践まで目的や個人のレベルに応じて、eラーニングとワークショップ(現在はオンラインで実施)を組み合わせた以下のプログラムを提供しています。

研修名 目的・目標
1 基礎研修 イノベーションの重要性とビジネスモデルキャンバス(BMC)について学び、顧客のお困りごとの発見とBMC構築手法を習得
2 BMCフォローアップ研修 BMCを活用し、仮説構築・検証を行う方法を習得
3 個人向け実践研修 個人で描いたBMCを繰り返し仮説検証し、事業シナリオを磨くプロセスを習得
4 組織向け実践研修 組織で検討中の商品企画テーマを対象にチームで仮説検証を繰り返し、事業シナリオを磨くプロセスを習得
5 SDGs研修 SDGs(社会課題)からビジネス機会を探索し、BMCを構築する手法を習得
6 デザイン思考研修 顧客価値探求に向けた課題発見と仮説検証のスキルを習得
Yume STとテレワーク参加者によるオンラインでの研修風景

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