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注力分野の活動事例

ヘルスケア・医療

こんなことで
お困りではありませんか?

  • 熱中症をはじめとする児童・生徒の体調不良を未然に防ぎたい
  • 児童・生徒の体力の変化や、どれだけ頑張っているかを正確かつ簡単に把握したい
  • 体育授業にICTを活用することで質の高い授業、一人一人に寄り添う授業をしたい

近年、夏季には真夏日だけでなく猛暑日が頻繁に発生しています。これに伴い、体育授業中の、熱中症をはじめとする体調不良、またその重症化、死亡事例等が社会問題化しています。
加えて、2020年度より学習指導要領が変更され、児童・生徒の主体的かつ対話的で深い学びを重要視するようになりました。体育科目においても、成績評価のためには、児童・生徒の運動能力の変化やどれだけ頑張っているかの様子をとらえなければなりません。しかしながら、児童・生徒の頑張りをとらえる手段が無く、先生の観察による評価に頼らざるを得なくなり業務負担となっています。

学校教育現場における社会課題

OKIが目指す体育ICT

運動に熱中するあまり、児童・生徒は自身の体調変化に気づけないことが多く、気づいたとしても我慢してしまうなど、結果的に体調不良が悪化することもあります。OKIは、体育授業を行う先生に、個々の児童・生徒の体調を手元のタブレットで一括に確認できるようにすることで、安心して授業ができる環境を提供します。また、蓄積された体調データを児童・生徒自身が振り返って見ることで、保健の学習にもつながります。
さらに、児童・生徒の体力のデータ化のために、体育授業を受けている全員の運動データを自動で集める仕組みを提供していきます。児童・生徒の運動データがリアルタイムに取得できることで、心拍数を一定に保つ、カロリー消費を一定以上確保するなどを目標とする新たな体育授業の実施が可能になります。また、児童・生徒の運動データの推移は、成績をつける際の頑張りの評価のエビデンスとして活用できると考えています。

OKIは、移動対応無線通信システムを搭載した、小型のウェアラブルデバイスを用いて、国立大学とその関連小中学校との共創により、体育授業の現場に実際に入り込んで実証実験を行ってきました。実証実験では、体育授業におけるICTの有効な活用方法の検討や、児童・生徒一人一人が主体的に体育授業に取り組めるような授業モデルを実践し、ICT活用の大きな効果を得ています。

OKIの強み「移動対応無線通信」

OKIの体育ICTソリューションで得られるベネフィットは、大きく分けて次の3つがあります。

通信費等の設備コストが不要

免許不要の通信帯域(920MHz帯)を利用しているため通信費がかかりません。教育現場のICT化の阻害要因にもなるランニングコストを削減します。

多数広範囲のモニタリングを実現

クラス単位、学年単位の多人数が、約200mx200mサイズのグラウンドに広がって動き回る授業でも、1台の基地局で、各児童・生徒の運動・体調データを収集できます。広範囲の児童・生徒を見守る目となります。

リアルタイムかつきめ細やかなバイタルデータ収集

体温、心拍、運動量を1~2秒に1回の頻度で収集することで、体調変化に素早く気づくことができます。さらに、心拍数変化を利用したデータに基づく新しい体育授業を実施できます。

無線技術の特長と強み

事例|大阪教育大学との体育科学習におけるICT活用に関する共同研究

OKIは、大阪教育大学と、大阪市内の公立小学校、大阪教育大学附属天王寺小中学校の体育授業で実証実験を実施し、体育ICTソリューションシステムを活用することで授業内容の質の向上や教員の負担軽減に効果があることを確認しました。
教員は手元のタブレットで、児童・生徒の運動負荷状態や体調を一覧管理しながら安全な授業を実現できます。また、実証実験後に大阪教育大学が実施したアンケートでは、参加した児童・生徒の満足度を約90%獲得し、児童・生徒に体育授業への参加意欲の向上と、ICT活用が体力や運動能力の獲得および運動習慣の獲得に及ぼす効果が得られました。

OKIと大阪教育大学、体育科学習におけるICT活用に関する共同研究契約を締結

OKIと大阪教育大学、体育授業におけるICT活用の有用性検証により授業内容の質向上や教員の負担軽減への効果を確認

学校体育授業のICT化による社会課題解決に向けてOKIの体育ICTソリューションを活用しませんか?

OKIは、共創パートナーとなってくださる企業様と一緒にイノベーションを創出し、事業を創り上げることを目指しています。
ここまでご紹介したソリューションは、OKIが一方的に提供するのではなく、共創パートナー様の技術やアイデアを組み合わせることでより良いものに昇華させたいと考えています。

「まだアイデアのレベルだけれど、何ができるか相談してみたい」
「自社の技術・製品を活用してOKIとできることを模索してみたい」

そのような段階でも構いませんので、まずはご相談ください。

OKIとの共創のスキーム、
当ソリューションの紹介資料をお送りします。

「まずは情報交換を」
という段階でもお待ちしております。

OKIは共にイノベーションを創出するパートナー様を募集しています。

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