環境保護の取組み
水と緑の保全

1.水資源の保全
水の再利用(半導体工場)

半導体製造工程では、多量の水を必要とします。このため、半導体工場に超純水クローズドシステムを導入し、水を再利用しています。
このシステムでは、95%以上の水を再利用し、かつ、副産物として高純度フッ化カルシウム(蛍石)の再資源化を行ないます。

超純水クローズドシステムの処理フロー
超純水クローズドシステムの処理フロー
界面活性剤のリサイクル

水資源保全のためには、水質を悪化させる物質を削減することが重要です。
沖エンジニアリングでは、半導体製造工程で排出される使用後の界面活性剤を、セラミックフィルタ濾過を利用してリサイクルするシステムを開発しました。この方法により、従来、産業廃棄物として処分されていた界面活性剤の90%以上がリサイクル可能となりました。

界面活性剤リサイクルシステム
界面活性剤リサイクルシステム

2.緑の保全
紙使用量の削減

図面管理や発行伝票の電子化等により、ペーパーレスに取り組んでいます。98年度は97年度に比べ、970万枚の用紙を削減しました。

宮城沖電気、第17回工場緑化推進全国大会で会長賞受賞

宮城沖電気は昭和63年の創業以来、工場敷地(約25万平方メートル)の緑化に努めております。自然環境を損なわないよう、配慮した工場配置や、1500本余りの松林、桜、つつじなどの季節の木々管理の努力が高い評価を受け、受賞しました。



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