OKIの水中音響センシングの技術は、長年にわたり開発してきた水中の対象物を検出・分析するもので、防衛分野で高い信頼を得て活用され続けています。
水中ハイドロホンアレイ(※1)の出力に対して、ビームフォーミング技術(※2)や周波数分析などさまざまな信号処理を適用して対象物(高速艇、半潜水艇、水上スクーター、ダイバー、水生生物など)が発する音の特徴を抽出し検知します。検知した音をデータベース化することで、対象物の特定検出ができるようになります。
また、特定の信号音を照射し、対象物からの反射音を抽出することで、音を発しない対象物(海底や湖底、沈船、水中構造物、水中落下物など)の探知も可能です。
この技術を活用し、可搬ボート型マルチビーム測深機をご提供しています。