高品質音声信号処理ライブラリeおと

eおと®ポジショニング音声に方向感を付加して、複数人でも聞き取りやすい会話が可能に

「eおと®ポジショニング」は、音声に方向性を付加する技術であり、複数話者による電話会議でも誰が話しているかを従来より遥かに識別しやすくします。また、音の方向性による直感的なナビゲーションができるなど、様々なユビキタスサービスに応用できます。


図:eおと®ポジショニングを利用した電話会議

カクテルパーティ効果と電話会議

パーティ会場で歓談時、周りが騒がしくても、話したい特定の相手と正常に会話が行えます。これは人間の聴覚特有のカクテルパーティ効果が働くためです。しかし、従来の電話会議では、複数人が同時に会話に参加した場合、話者を特定し会話内容を聞き取ることは極めて困難です。

音の方向性を信号処理により再現

実環境においては、音源の方向によって左右の耳に到達する音の特性に微妙な違いが生じ、この違いから到来方向が認知されます。「eおと®ポジショニング」は、この微妙な特性の違いに基づく音の方向性(音像定位)を信号処理により仮想的に再現し、複数人の声が別方向から聞こえるようにする技術です。「eおと®ポジショニング」を利用することでカクテルパーティ効果が働きやすくなり、複数人による電話会議のパフォーマンスを飛躍的に高めます。

音声のナビゲーションサービスにも応用

話者の音声に方向性を付加することで新たなユビキタスサービスを創出できます。たとえば、ある方向から音声が聞こえることにより、聞き手を音の聞こえた方向に注目させたり、誘導したりできるので、音声でナビゲーションするようなサービスを提供することが可能となります。

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