フィールド(エッジ領域)の課題をAIで解決する時代へ
より早く・より正確に、それが「リアルタイム-インテリジェンス」
「Hutzper Insight」はエッジAIの運用支援に特化したSaaSです。IoTに特化したMQTT(Message Queueing Telemetry Transport)通信によってエッジデバイス(AE2100)からクラウドに必要なデータを通信し、またAE2100ではOpenVINO™環境において「インテル® Movidius™ Myriad™ X VPU」を使うことで、高速推論を行うことができリアルタイムの判定が可能となっています。
インターネットに接続可能な任意の端末で、AIモデルの判定結果や稼働状況を閲覧することができ、ある日の生産ラインでいくつ良品や不良品が出たかの統計データを把握することができます。再学習に必要な機能も搭載しており、データ収集時は全画像データをクラウドにアップロード、運用時は異常があった際にのみ画像をアップロードする、といった使い分けができるようになっています。
アップロードした画像データに対して、ユーザー側でラベル付けができるようにもなっており、不良の基準についても明確にしていくことができます。さらにクラウドで再学習を行ったモデルを、遠隔でエッジデバイス側にデプロイすることも可能となっており、リモートで現場のAIをどんどん賢くしていくことができます。また何か異常があった際には、クラウド側からユーザーの端末にアラート通知をとばせる機能もあり、すぐに異常に気付くことができるようになります。
1つの企業アカウントで、工場単位で画面を用意しており、さまざまな製造現場に複数のエッジデバイスが設置されていても、それらを一元管理することが可能となっています。機械的な処理はエッジ側で完結させ、人が見るために必要な情報はクラウドで可視化する、というシステムを提供しています。
人が目で見て判断している業務は、改善する可能性がある対象領域と考えています。実際には製造業やリアルな現場における以下の場面があると考えられ、次のような活用シーンが想定されます。
また、各種機器との連携、他システムとの連携も可能となっており、
などの連携も行うことができ、ニーズに合わせたシステム提案が可能です。