フィールド(エッジ領域)の課題をAIで解決する時代へ
より早く・より正確に、それが「リアルタイム-インテリジェンス」
OKIは100年を超える顧客基盤におけるインストールベースを基に、特長あるデバイス群、音響・光センサーを特長としたセンシング、ネットワーク技術、データ処理・運用技術・ノウハウで、社会インフラを支えるさまざまなソリューション、プロダクト&サービスを、顕在化する社会課題の解決に向け提供しています。
IoTとAIの進展は現実世界とICTの世界をデータでつなぎ、デジタル変革は、新しい価値を生み出します。爆発的に増加するデータの利活用を促進するため、クラウドのみならずエッジでの高速で効率的な処理が注目されています。そして現実世界からデータを生み、得られた知見をフィードバックするのが、まさに「エッジ領域」です。
OKIは、IoTとAI技術、ノウハウでこのエッジ領域での各種情報端末によるICT化で、安全便利な社会作りに貢献してきました。さらに、長年に渡り蓄積した技術・経験を活かし、エッジ領域にAIを実装し、クラウドとも連携した「AIエッジコンピューティング」を実現。フィールド(エッジ領域)からのセンシングデータをAIで解析して"より早くフィードバック"を行い、クラウドとも連携して"より最適で価値のある解を提供"できる「リアルタイム-インテリジェンス」で、エッジ領域でのICT環境の高度化を推進し、お客様が抱えるさまざまな課題を解決していきます。
これまでセンサーや家電など多数の「モノ」のデータをエッジ領域で処理するデバイスは一般に性能が低く、データをそのままクラウドに送信する程度の役割でした。
しかし小型・省電力かつ高性能なエッジ領域のデバイスの登場により、エッジ領域とクラウドとで処理を分散するエッジコンピューティングが可能となってきました。
AI処理をエッジ領域の機器で行う「AIエッジコンピューティング」のメリットをご紹介します。
これらのメリットにより、「リアルタイム-インテリジェンス」が求められる多様なユースケースに適応できます。
IoTビジネスプラットフォームのネットワークとセンシング・デバイスレイヤーの間に、「AIエッジレイヤー」を拡張し、エッジ領域の優れた技術と豊富なユースケースを強みとして、6つの注力分野を中心にデジタル変革を推進しています。
プローブデータ処理、V2Xネットワークを強みとしたインフラ協調ITSサービスの実現を目指して、OKIの交通プラットフォームである「LocoMobi2.0」を核に、物流、決済分野への新しいサービスおよび、5G×自動運転、インフラ側からの自動走行支援による新たなインフラ協調ITSサービス創出を行っています。
社会インフラシステム、情報通信システムの領域で長年培ってきたセンシング技術やAIなどのIoT活用技術により、老朽化対策のための費用増大が予測されるインフラ構造物・設備の維持管理において、運用の異なる現場に合わせたコーディネイトを段階的かつ効率的に実現する「インフラモニタリングソリューション」を提唱。維持管理のさまざまな場面に応じた最適な商品・サービスを取り揃え、段階的な業務効率化・高度化を実現します。
自助・共助・公助で"災害に強い持続可能な都市"の実現を目指し、防災情報システム「DPS Core」を核に、公助マネジメントを支援しています。また、防災・減災の高度化を目指し、防災システム導入実績を強みとした自助・共助完遂型サービスの実現を進めています。
安全・便利な決済/サービスへの貢献を目指し、人手不足を背景に、店舗省人化と非対面サービス強化がお客様の解決すべき重要課題としてとらえ、「Enterprise DX」を統一コンセプトとする、店舗のデジタル化(省人化とサービス強化)を実現するソリューション、サービスを新たに提供しています。
現場見える化から始める変革によるスマート工場化実現と、現場の技能や創造性のデジタル資産化と継承で「現場力」を維持、強化を目指し、自社導入実績・ノウハウを核にしたIoT活用工場ソリューション「Manufacturing DX」を提供しています。
コア技術である水中音響技術を活用し、海洋分野の新たな事業を創出を目指し、船舶運航の安全性向上、沿岸警備・防犯対策等のソリューションを開発、拡充しています。また、海洋データインフラの整備および、そのデータを活用した付加価値の高い新ソリューションを創出・提供しています。
高速なディープラーニング推論処理をエッジで実現し、耐環境性にも優れる、OKIのAIエッジコンピューティングの要となるのが「AE2100」です。
多量のセンサーデータや映像をAI解析する場合や、リアルタイム性・信頼性が求められるAI解析を行う場合に必要となる、エッジ側でのAI推論処理に最適なAIエッジ機器です。