OKI独自のセンシング技術、AI技術を結集・活用し、
製造業のお客様が抱える課題を解決
エッジ領域でのAI映像解析により、リアルタイムで製品の外観異常判定を行い、作業現場の省人化・自動化を実現します。
近年、製造現場の省力化・自動化、あるいはロボット化は多くの組立製造業の工場で検討されており、ライン工程などを中心に採用が進んでいます。一方で、多くの「組立工程」、「検査工程」では熟練者の技術や経験則に依存する工程がまだまだ多く省力化・自動化が十分に進んでいないという課題があります。生産労働人口が減少する中、熟練工を含む作業者のデジタル化による知(ノウハウ)・技術の継承は急務であり、人手作業が残る組立工程、検査工程でのDX推進は、製造現場にとって避けられない取り組みとなっています。
OKIは、この課題を解決するために熟練者の「目」に相当する映像および、「知」に相当するデータ・AIを活用し、部品、製品の外観検査を自動化する「外観異常判定システム」を開発しました。
外観異常判定システムは、スマート工場を実現するManufacturing DXのソリューションの一つです。ここでは、本システムの概要と特長をご紹介します。
システム概要
特長
従来の画像解析エンジンに加え、Google Cloudが提供する「Visual Inspection AI」による機械学習を活用した学習モデル自動生成機能と生成された画像解析エンジンを追加し、2022年3月から提供予定です。本機能では、学習モデルの設計を機械学習にて自動化することができるため、専門知識がなくても学習モデルの生成ができます。運用者はユーザー画面から画像を取り込み、各画像の事象箇所にマーキングしてラベル付けを行うだけで、本機能にて自動的に学習モデルを生成します。ユーザーインターフェースにおいても高い汎用性を備えていることが特長で、モデル構築をより迅速に効果的に行うことが可能となります。
製造現場の組立工程や検査工程に外観異常判定システムを導入いただきます。
<組立工程>
<検査工程>
<品質管理>