フィールド(エッジ領域)の課題をAIで解決する時代へ
より早く・より正確に、それが「リアルタイム-インテリジェンス」
当社、丸紅ネットワークソリューションズ株式会社、丸紅情報システムズ株式会社の3社は、クラウド型映像AI監視サービス:TRASCOPE-AIを共同で展開しております。
TRASCOPE-AIはAI×無線×クラウドをコンセプトとした映像監視サービスです。GPUを搭載したAIカメラがエッジでリアルタイムな映像AI解析を実施、解析結果は無線(LTE)経由でクラウドに送信されます。無線通信のため、カメラの配線工事などが必要なく、導入が非常に容易なことに加え、AIが抽出した必要なデータのみクラウドへ送信されるため、通信コストも最小限に抑えられます。
AIアルゴリズムは車番認識、顔認証/属性分析、ヒトモノ行動認識/骨格推定などをラインアップに取り揃えており、駐車場、建設現場、鉄道踏切など、さまざまな業界・場面でお客様が抱えている課題の解決に貢献しています。
TRASCOPE-AIを活用した駐車場業界向け映像AI解析ソリューションとして、以下の4つをご紹介します。
これまでベテランの目視で行われてきた機械式駐車場への車両の入庫可否判定を、AIカメラが代替します。駐車場に入場してきた車両の車番(ナンバープレート)をAIカメラが認識、車番情報から抽出可能な車両サイズなどの車検情報を活用することで、より正確に入庫可否を判定します。これにより、判定ミスによるトラブルの低減、判定者の心理的負担低減や教育コストの削減が実現されます。
常連やVIPなど、特定の車番(ナンバープレート)を事前に登録しておくことで、AIカメラが登録されている車番を認識した際に管理者へリアルタイムに通知することが可能になります。これにより対応品質向上による顧客満足度アップなどの効果が期待されます。
駐車場に設置したカメラの映像をAI解析することで汚れ状態を自動で判定、駐車場の清掃要否を判別するソリューションです。これまで定期巡回を行って対応していた清掃業務を効率化し、清掃員の不要な出勤の削減および清潔な駐車環境の維持を実現します。
駐車場に設置したカメラの映像をAI解析し、駐車場内の各エリアにおける駐車台数をカウントすることで、詳細な満空情報を自動判別するソリューションです。カメラ1台で数十車室以上の状況を監視することが可能で、大型駐車場などで誘導員が満空状況を把握しきれていなかった従来の課題を解決、より少人数での誘導と人件費の削減を実現します。
当社グループでは、TRASCOPE-AIを通じて、お客様それぞれの課題に応じた柔軟なソリューション構築を行っております。また、AE2100とサーマルカメラとの連携により、サーマルカメラで発熱者を監視しつつAE2100で顔認証やマスク有無判定を同時に行うといった、AE2100を活用した新規ソリューション開発も積極的に検討しております。
映像AI解析を通しての業務効率化やコスト削減をお考えの際は、ぜひお気軽にご連絡ください。