節電機能を使って消費電力を抑える

本機には、パワーセーブモード、スリープモード、およびディープスリープモードの3つの節電モードを備えています。

一定時間本機を使用しない場合、本機は、自動的に節電モードに入り、消費電力を抑えます。また、操作パネルの (節電)を押すことで、手動で節電モードに切り替えることができます。

各モードへの移行手順や復帰の条件は、以下の表のとおりです。

節電モード

移行手順

移行する条件

装置の状態

復帰する条件

パワーセーブモード

一定時間経過*1、または (節電)を押す。

-

操作パネルが非表示。(節電)が緑色に点灯。

操作パネルのいずれかのボタンを押す。プリントデータ、ファクスデータ(MC863/MC883シリーズのみ)などを受信する。

自動原稿送り装置に原稿をセット。

原稿ガラスカバーの開閉。

スリープモード

一定時間経過*2

特定の機能*3が有効になっている。

操作パネルが非表示。(節電)が緑色に点滅(3秒毎)。

(節電)を押す。プリントデータ、ファクスデータ(MC863/MC883シリーズのみ)などを受信する。

自動原稿送り装置に原稿をセット。

原稿ガラスカバーの開閉。

ディープスリープモード

一定時間経過*2

特定の機能*3が無効になっている。

操作パネルが非表示。(節電)が緑色に点滅(6秒毎)。

スリープモードと同じ条件またはディープスリープモードから復帰する制約条件が発生する*4

  1. 一定時間(初期設定では1分)経過すると、本機は自動的にパワーセーブモードに入ります。パワーセーブモードに入るまでの時間を変更するには「パワーセーブモードを設定する」をご覧ください。

  2. パワーセーブモードで一定時間(初期設定では15分)経過すると、本機は自動的にスリープモードもしくはディープスリープモードに入ります。スリープモードまたはディープスリープモードに入るまでの時間を変更するには「スリープモードを設定する」をご覧ください。

  3. 対象の機能について詳しくは「スリープモードを設定する」をご覧ください。

  4. 制約条件について詳しくは「スリープモードとディープスリープモード中の制限事項について」をご覧ください。

操作パネルを使用する

操作パネルから、パワーセーブモードを設定できます。

パワーセーブモードに入るまでの時間を設定します。

  1. タッチパネルの[機器設定]を押します。

  2. またはを数回押し、[管理者設定]を押します。

  3. 管理者名と管理者パスワードを入力し、[OK]を押します。

    工場出荷時は、管理者名「admin」、管理者パスワード「aaaaaa」が登録されています。

  4. またはを数回押し、[機器管理]を押します。

  5. [節電モード]を押します。

  6. [パワーセーブ移行時間]を押します。

  7. 移行時間を選択します。

    工場出荷時の設定は、1分です。

    *60分は、MC863/MC883シリーズのみ