研究開発

基本方針基本方針

最先端技術の開発を通じて社会課題解決を目指します。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、社会全体がデジタル変革(DX)の加速を伴いながら、ニューノーマルへ向けた構造的な変化を見せています。OKIはこの変化を捉え、これまで培った技術的な強みを継承しながら、社会課題を解決し成長戦略を実現させるための研究開発に取り組んでいます。変化に柔軟に対応しながらイノベーションを興すため、イノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」を基に、お客様価値視点の発想、柔軟でスピード感のある研究開発プロセスの実践に取り組んでいます。

OKIの目指す『社会の大丈夫をつくっていく。』を実現するための研究開発

OKIは、DXの進展したこれからの社会では「つながる」ことが当たり前となり、デジタルがリアルを包み込む常時オンラインの世界で、都市機能の一極集中からローカルへの分散志向、経済効率から持続可能性を求める成熟した社会へのシフトが進むと捉えています。こうした、人々が安全かつ快適に生活しやすい社会を実現するべく、さまざまな現場の強靭なインフラが一人ひとりに寄り添い、距離の制約無く連携を支え、人々と協調し状況に即応するサービスを備えていきます。

OKIは、この社会変化と技術革新の方向感に対応し、社会の隅々までサービスを届けるためAIエッジに注力します。AIエッジには、センシング、ネットワーク、インテリジェンス、ロボティクス、ユーザー・エクスペリエンスの 5つの技術領域が含まれます。それぞれに強みのある技術を高めながら連携することで、社会インフラを高度化していきます。さらにパートナーとの共創を研究開発プロセスに取り入れることで、成長戦略を実現に貢献していきます。

注力技術のイメージ

センシング領域

この技術領域は、音・振動・光・電波・ビジョンなどの個別の検知・計測技術から、AIの進化により多様なソースを融合し認知する技術へと進化しています。デジタルの入り口となるこの領域を、社会の状態を確実に見る技術としてさらに発展させるため、通信で強化してきたフォトニクス技術の活用、AIの柔軟性の拡大、フュージョンによる機能性の拡大などに取り組んでいきます。

ネットワーク領域

この技術領域は、5Gがスタートしネットワークの機能性が高まることで、多数の分散したデバイスがリアルタイムに協調・連携し、多様な産業分野の基盤へと進化が加速していきます。OKIは、こうした進化に加え、社会の隅々までICTインフラを安全に届けるため、ゼロエナジーIoT技術、セキュリティ技術や、ブロックチェーンなどの新しい情報流通の仕組みにも取り組んでいきます。

インテリジェンス領域

近年、この技術領域は、ディープラーニングや量子コンピューターなどに牽引され飛躍的な進歩を遂げました。OKIは、これらの技術革新を受け継ぎ、エッジからインフラを賢く強靭化していくために、高度なAIを軽量かつ説明性を担保しながら作りやすくする技術と、現場に密着した高度なドメイン知識とデータ分析技術の融合による課題解決などに取り組んでいきます。

ロボティクス領域

サービスロボットや協働ロボットなど、安全なロボットが人のそばで連携して動き、多様な業務を担い始めています。OKIはこの領域で、ロボットが確実に業務をこなし、なおかつ、人のきめ細やかさを備えながら対応業務を拡大できるように、AIの自律性と人の柔軟性の高度な協調をリモートで実現する技術開発に取り組んでいます。

ユーザー・エクスペリエンス領域

この技術領域は、コロナ禍の影響を強く受け、非接触・非対面による安全確保と効率の維持、リモート環境下でのエンゲージメントの醸成などのニーズが高まっています。OKIは、人が集まらずに高度なチームワークを成立させるために、XR(AR/VR/MR)技術やコミュニケーションにAI技術を適用した新しいユーザー・エクスペリエンスの実現に取り組んでいます。

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公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。



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