2025年4月22日
OKIは、中長期の環境目標「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」に基づき、2050年度の温室効果ガス排出削減目標について、国際的なイニシアティブである「Science Based Targets initiative(SBTi)」(注1)より、パリ協定の「1.5℃目標」達成に向け、科学的な根拠に基づいた目標として認定(SBT認定)を取得しました。社会課題の解決に貢献し「社会の大丈夫をつくっていく。」企業として、自社拠点を含むバリューチェーン全体で脱炭素化を推進し、この目標達成に向けて取り組んでいきます。
今回SBT認定を受けたのは、OKIグループ中長期環境目標「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」の「温暖化防止」に関する2050年度目標です。
OKIは環境方針に基づき、“次の世代のために、より良い地球環境を実現し、それを継承する”ことを目指しています。「中期経営計画2025」とともに更新したマテリアリティにおいては、「地球環境の保全」を社会課題解決の貢献分野の一つとするとともに、自社拠点をはじめとする「事業活動における環境負荷低減」を掲げています。
ネットゼロ目標達成に向けた具体的な取り組みとして、再生可能エネルギーの利用拡大を進めています。国内初の『ZEB』認定を取得した「本庄工場H1棟」(埼玉県本庄市)をはじめ、太陽光パネルの設置や再エネ由来の電力契約を行いながら脱炭素化を推進しています。そして、ハードウェア製品の省電力化などの技術開発や調達先とのコミュニケーションの強化、低CO2排出メーカーからの部品調達を通じてこの目標を達成していきます。
WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ1.5℃に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進している。