2022年2月14日
新型つり銭機「CR-30」
紙幣部(右)硬貨部(左)
OKIは、食品スーパーや小売店舗向けの新商品として、業界トップクラスの機能と操作性を実現した新型硬貨紙幣つり銭機「CR-30」の販売を本日より開始します。小売店に加え、飲食店やクリニック、交通機関などに向け、2028年度までに10万台の販売をめざします。
近年、小売店などではレジ業務の効率化のため自動つり銭機の活用が進むとともに、人手不足への対応策や感染症対策として自動つり銭機を搭載した「セルフレジ(注1)」「セミセルフレジ(注2)」の導入も増加しています。
大型タッチパネルディスプレイ
今回発売する「CR-30」は、従来の一体型硬貨紙幣つり銭機「CR-20」の後継機として業界トップクラスの処理スピードとメンテナンス性を継承しながら、分離型硬貨紙幣つり銭機「CR-22」と同様に紙幣部と硬貨部を分離しており、設置スペースや店舗のレイアウトに応じた柔軟な設置が可能です。直感的に操作できる4.3インチの大型タッチパネルディスプレイによって使いやすさを向上させるとともに、つり銭補充の手間を軽減するため、従来機より硬貨容量を増やしました。また、機械操作に不慣れなお客様もセルフレジやセミセルフレジをスムーズに使用できるよう、LEDで操作を誘導するなど、現金の出し入れにおける操作のしやすさ、わかりやすさを実現しています。
OKIは、これまで培ってきた自動化技術をさらに発展させ、今後も流通・小売・飲食・医療業界など、現金を扱うさまざまな業界・分野に向けた各種現金処理機の品揃えを充実させていきます。
釣銭枚数や装置の状況が一目でわかり、タッチパネルで直感的に操作いただけます。困った時の対処はディスプレイに誘導表示するため、マニュアルが不要です。
担当者ごとにアクセス権限の設定が可能な電磁ロック機能により、現金管理におけるセキュリティを強化します。障害発生時などに機器を開ける時にはアクセス権限をもつ担当者が解錠できるため、鍵の用意や管理は不要です。
セルフ利用を意識しLEDでお客様の操作を誘導します。また入金の間口が広く、一括で投入することができます。入金速度は紙幣が約4枚/秒、硬貨は約6枚/秒です。出金速度は紙幣が約2.4秒/9,000円(五千×1、千×4)、硬貨は約1秒/999円(硬貨15枚)です。
紙幣部は従来の自動清掃機能を強化、硬貨は新たに自動清掃機能を追加し、日常の清掃の手間を簡素化しました。
1系金種(1円・10円・100円)の容量を従来機と比べ25%UPしました。日中のつり銭補充回数を大幅に削減することができ、省人化・効率化に貢献します。
縦置き配置など自由な並べ方ができる紙幣部・硬貨部分離型です。精算機など各種機器のユニットとしてお使いいただけます。
商品バーコードの読み取り・精算・袋詰めまでの作業をすべて買い物客が行うレジのこと
商品バーコードの読み取りはレジ係の店員が行い、精算の作業をレジ横等に設置された精算機で行うレジのこと
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
サイズ | 硬貨 | W253×D570×H130(突起部含まず) |
紙幣 | W227×D570×H130(突起部含まず) | |
重量 | 硬貨 | 18Kg未満(梱包材含む) |
紙幣 | 18Kg未満(梱包材含む) | |
収納容量 | 硬貨 | 1・10・100円:200枚 |
5・50円:120枚 | ||
500円:110枚 | ||
紙幣 | 千:250枚 | |
5千:100枚 | ||
万:100枚 | ||
回収カセット:200枚 | ||
計数速度 | 硬貨 | 6枚/秒 |
紙幣 | 4枚/秒 | |
出金速度 | 硬貨 | 1秒/999円 |
紙幣 | 2.4秒/9,000円 | |
電磁ロック | あり | |
表示部・操作部 | 4.3インチカラー液晶タッチパネル | |
消費電力 | 動作時:100W以下 | |
待機時:10W以下 | ||
省電力時:6W以下 |