近年、急速に拡大している有人窓口のデジタル化や省人化ニーズに対して、お客様のセルフ操作による取引の実行やお客様のニーズに合わせた本部専門家による支援サービスの提供などの要望を受け、OKIはさまざまな業態に適用可能なミドルウェアとして「CounterSmart(カウンタースマート)」を提供しています。
お客様サービスがますます多様化していくなか、お客様が必要とするタイミングでテレビ電話を通じて有人オペレーター(専門家)と対話しながらサービスを受けることが可能になります。
タッチ入力のほか音声入力に対応し、訪日外国人向けの多言語対応など、多種多様なお客様に利用いただける対話の形を提供します。
さらに音声については、OKI独自の雑音除去技術を使用して利用者が操作するエリア音のみを吸音するエリア収音マイク「X-Beamforming®」(クロスビームフォーミング®)を提供します。
OKIはこれまで、金融機関向け窓口端末やATMには、通帳・キャッシュカード・紙幣・硬貨を取り扱う機器を、旅客交通向け券売機には、現金のほかチケットを取り扱う機器など多様なIO装置を専用機として販売してきました。今後は多様なビジネスシーンに合わせて、汎用PCやタブレットに搭載する「CounterSmart」が各種IO装置をサポートし、フレキシブルかつ低コストでサービスを提供します。
OKIはリアル決済、ネット決済を支えるゲートウェイ装置やさまざまな決済デバイスを提供してきました。現金のほか、電子マネー、クレジットカード、QRコード(※)を活用した多様な決済手段に対応する機能を提供します。